阪神淡路大震災からちょうど30年を迎える直前の、1月13日の夜、日本列島に緊張が走った。この日、日向灘を震源とするM6.9の地震が起き、宮崎県で震度5弱の揺れを観測したのだ。「宮崎県と高知県では、最大20cmの津波を観測しました。幸い、大きな人的被害はありませんでしたが、建物が損傷するなどの被害が起きました。とくに注目が集まったのは、今回の地震南海トラフ巨大地震の震源域であり、同地震の“前兆”である可能性が