「子どもの登下校」担い手不足の見守り活動で先進的取り組み
「子どもの登下校」について、登下校中の子どもが交通事故や犯罪にあうのを防ぐための地域での見守り活動の様子です。ただ、こうした方たちはどの地域も高齢化していて、担い手が不足しています。さらに、県教育委員会は、教師の働き方改革推進の一環として「登下校時の通学路での日常的な見守り活動」を廃止し、各種団体へ協力をお願いする方針です。
こうした状況で子どもの安全をどう守るのか。県北の荒尾市に、大きなヒントがありました。荒尾市にある桜山小学校。実は全国でも先進的な取り組みをしています。
■緒方太郎キャスター
「荒尾市の小学校ではパソコンやスマートフォンなどタブレット端末を使って登下校の安全を守っています」
どういうことなのか?校長に聞いてみると…。
■荒尾市立桜山小学校・北岡誉久校長
「荒尾市で導入した(教育用)タブレットを使った見守りサービス。こちらの画面にありますけれども」
児童に配った教育用のタブレットを活用して、登下校の状況などを確認できるというもの。荒尾市がNTTドコモビジネスと連携して導入しました。
仕組みはこうです。事前に保護者が登下校のエリアを設定。タブレットの位置情報で子どもの現在地を確認できます。万が一、登下校のエリアから出た時には、保護者のスマートフォンに通知が届き、学校側も把握することができます。
■桜山小学校・北岡誉久校長
「(これまでは)連絡を受けて子どもたちの登下校の通学路、もしくは家の近くを人海戦術で探しに行くという労力がありましたけども、だいたいの場所が見えるので負担の軽減になっています」
荒尾市では1月から、市内すべての小学校でこのサービスを導入。新たな見守りの形が全国に広がるかもしれません。
■荒尾市スマートシティ推進室・宮本賢一室長
「児童が安全に登下校できるようにこのサービスで見守りたいと提供していますし、児童と学校の中で心・学力を育むことに専念していただくためにも教職員の負担軽減につながるサービスだと思う」
【スタジオ】
位置情報は非常に繊細な情報ですから、保護者に限定して公開し、学校も緊急時のみ確認しているといいます。トラブルが万が一あった際、すぐ対応できる仕組みだと感じました。デジタルの力を使った見守り。今後、全国に広がっていくのでしょうか。
