iPhone Xのケースはやっぱりミニマルがいい! 弓月ひろみのオススメケース4選
iPhoneケース専門家の弓月ひろみです。iPhoneケースを買い集め、自宅には500を超えるコレクションが(数えてないので、全然もっとあるような気もします...)。2016年、「マツコの知らない世界」にお声がけいただきました。

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さて、今回は「ゴテゴテしたのがキライ」「シンプルでスマートなのが好き」といった方に向け、ミニマルデザインのiPhone X用ケースをチョイスしました。

究極のこだわり、シンプルで耐衝撃のAndMesh

最初にご紹介したいのは、Engadgetでも何度も取り上げている、DAQのAndMesh iPhone X用。

最近、このケースを付けている人、ホントよく見かけます。



人気の理由は、細部まで究極にこだわったデザイン性の高さとフィット感。日本製エラストマーで、どんなに曲げても元に戻る強さとしなやかさがあります。耐衝撃でありながら手に馴染むフォルム。Appleのリンゴマークが透けて見えるメッシュもオシャレ。



iPhone Xは両面がガラスで、とくに背面は割れると修理代が高くつくことで有名です。

だからこそ耐衝撃性のケースのニーズが高まっているんですね。とはいえ、サバイバル感たっぷりの雰囲気は避けたい、という人もいるでしょう。AndMeshは耐衝撃とデザイン、使いやすさを兼ね備えています。



iPhoneケースを買うときチェックすべきポイントのひとつが、タッチパネル部を横から見たときの高さです。



iPhone Xの場合、重視したいのは「タッチパネルよりケースが高いかどうか」。タッチパネル面から落下した際、ケースのほうが高ければタッチパネルに直接、衝撃がかかるのを抑えられる確立が高まります。これを仮に「フチ高」と呼ぶことにしましょう。AndMeshはしっかりフチ高があり、保護力高め。安心の設計です。

私が「ダム」と呼んでいる、カメラ部分のくり抜き方も丁寧で美しいです。



カラーは、レッド、ネイビー、グレー、ブラックの4色。現在、Amazonでの販売価格は1980円。このクオリティーでこの価格はお得と思います。

純正ケースにそっくり 20カラーのTOIRO



続いて紹介するのはこちら、UNiCASEの「TOIRO」シリーズ。このケース、ぱっと見、何かに似ていると思いませんか?



そう、Appleの純正レザーケース。TOIROは純正と違い、PUレザーを使ったタイプ。内側は革素材の裏側のようなマットな質感。本体を傷つけることなく保護します。




このケースを手にしての第一声は「良くできてるなぁ」でした。四つ角の丸みや滑らかな質感、発色。TOIROという名前の由来でもある「十人十色」ですが、カラー展開は20色(10色を超えている)。



裏側の配色もあざやか。見えないところにまで色のこだわりがあるなんて、まるで「着物の裏地」のような粋を感じさせます。装着時と脱着時にテンション上がります。



Amazonで2808円。純正品は5800円(+税)なので、PUレザーであることを考えても、なかなかお手頃。いくつか買って、服装に合わせて付け替えちゃおうかな、なんて考えちゃいます。



ボタン部分もやさしく保護。フチ高は低いので、保護ガラスを貼りたいところ。

iPhone Xの美しさを引き立てるモノクロデザイン



こちらもUNiCACEから「monochrome CASE」。背面は硬質なポリカーボネート。白と黒のモノクロ模様がデザインされています。パターンは全部で9種類。装着するとiPhoneの背面のカラーや質感と合わさってデザインが際立ちます。



チラチラと見えるリンゴマーク、光るガラス面を補うような輝き。バンパー部分はTPUで、グルッと一周覆われているので、角から落としても傷つきにくい仕様。iPhone Xの背面ガラスの美しさを引き立てていく感じ。こんなケース、ほかにはないですね。デザインの勝利!




フォーマルなシーンや、ビジネススーツにもフィットします。なお、フチ高は高めなので、日常的な保護もバッチリです。

これだけでお出かけできる 背面ケースといえばラクニ

最後にご紹介するのは、上に挙げた3つとはまったく違うタイプ。背面にポケットが付いたレザーケース「RAKUNI」です。



RAKUNIは、背面にポケットが付いたケースとして一生を風靡。ハンドストラップも付いていることから、落としにくく使いやすいケースとして、IT業界内にも愛用者が多いです。



ポリカーボネイトの薄いケースに本革を施したスタイル。ファッションのワンポイントになりそうなスカーレットスカイのほか、ホリーブラック、写真のウルシュラブルーと、3色を用意。

シンプルでありながら、これだけでお出かけできる多機能さ。「あまり荷物を持ちたくない」「カバンを持って出かけたくない」というミニマリストに最適です。



私は右側のポケットにクレジットカードとデビットカードをそれぞれ1枚、左側に名刺などを収納しています。写真のようにお札を入れておけば、ApplePayや交通系ICカードが使えないところでも買い物できます。そのほか、財布に入れると取り出しにくい駐車券を入れたりもよくします。旅先では、宿泊先のカードキーを収納しておくのも便利。



フチ高も高めで、画面保護もできるほか、ハンドストラップ付きで落下も防げます。



RAKUNIのケースはiPhone 6 Plusから愛用していますが、ポケットのつき方や大きさ、リングのバランス、指のかかる部分など、出るたび細かく調整され、進化しています。

以上、個人的にチョイスしたミニマルデザインiPhone X用ケースを4つご案内させていただきました。

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