中国株オンライン証券のユナイテッドワールド証券は、今年夏に中国株価指数先物取引のサービスを開始する。当初の取り扱い予定銘柄は、「ハンセン指数先物」「ミニハンセン指数先物」「H株指数先物」「ミニH株指数先物」。いずれも香港証券取引所に上場している銘柄。中国株価指数の先物取引を日本の証券会社が提供するのは初めて。同社では6月20日から中国株価指数先物取引の口座開設を受け付け始めた。

 中国株価指数先物取引は、ハンセン指数先物が1986年にスタート、H株指数先物は2003年に始まっている。2011年4月の取扱高はハンセン指数先物が1日あたり9万277枚で、大阪証券取引所の「日経225先物」の同5万9733枚を上回るなど、活発な取引が行われている。香港証券取引所でのデリバティブ関連投資の市場参加者内訳は中国国内機関投資家56%、中国国内個人20%、中国国外機関投資家21%、外国人個人4%。

 ユナイテッドワールド証券では、今回の株価指数先物取引の取扱い開始によって「中国株関連で初めての売りポジションによるリスクヘッジ手段が可能になる」「少ない資金で中国株全体への大きな取引が可能になる」「流動性が高く、時差のない中国株市場でのデイトレード機会が拡大する」など、中国株式市場への新たな投資機会が提供できるとしている。

 今夏に予定している先物取引サービスは、決済証拠金を「日本円建て」で設計されている。日本円での入出金、日本円証拠金で取引を行う。また、すでにユナイテッドワールド証券の中国株口座を保有している投資家は、口座で保有する香港ドルを株価指数先物取引の証拠金に振り替えて取引することも可能。

 「ハンセン指数先物」の取引は時価の50倍が1枚の価格として取引が行われている。6月20日終値21599では、1枚あたり約108万香港ドル(約1150万円)。必要な証拠金は90万円からとする予定で、レバレッジは約13倍。「ミニハンセン指数先物」は1枚が時価の10倍で取引されており、最低証拠金は18万円を予定している。(編集担当:風間浩)



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