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天下一品、大阪王将、リンガーハット。どれも全国にあるおなじみの人気チェーン店ですが、実はある特定の店舗に行かないと食べられない“ここだけのメニュー”があるんです。

【写真を見る】天下一品・大阪王将・リンガーハット…それぞれの「限定メニュー」

一体どんなメニューで、なぜ限定提供しているのか、取材しました。

【天下一品】“聖地”の総本店 「こってりスープ」に負けない限定メニュー!?

まずは「天下一品」。総本店でしか食べられない、自慢のこってりスープに負けないメニューとは?

現在、全国に196店舗を構えている「天下一品」(※グループ全体 6月17日時点)。その総本店が京都市左京区にあります。

代名詞ともいえる「こってりスープ」は鶏がらをじっくりと炊き上げることで旨みが引き出され、しっかりと麺に絡んで味わうことができます。

---総本店の“位置づけ”は?
(天一食品商事・営業推進部 伊藤慎吾課長)「聖地巡礼みたいな形で、皆さまに来ていただいていますので、私たちとしてもそういった方たちに特別な一杯を提供したい」

試作を重ねて作られた「牛すじ煮込み」をラーメンに!?

1971年に創業者である木村勉さんが京都でラーメン屋台を引きはじめて、4年後に開かれた店舗がこの総本店です。

(客)「ここ(天下一品)だけの味。クセになるくらいのパンチのあるスープが魅力的」
(客)「僕ラーメンが好きで、いろんなところに行くんですけど、ここのドロッとした感じがもうほかにはないと思うんですよね」

唯一無二と言えるこってりスープに魅了された人は少なくないはず。

もちろん、「こってりラーメン」が一番人気ということですが、なんと“ここだけ”で食べられる限定メニューがあるんです。その一つが「牛すじラーメン」。

ラーメンのこってりスープに負けないようにと何度も試作を重ねて作られた「牛すじ煮込み」の限定トッピングメニューです。

もう1つの限定メニュー “ごはんに合う肉とタレ”が好評!

さらに、もう1つ、ラーメンとのセットで味わえる「豚重」です。MBS河本光正アナウンサーが実食してみると…

(MBS河本光正アナウンサー)「お肉が柔らかい。そして、醤油ベースのタレだと思うんですけど、それが焦げた香ばしさが口の中にものすごく広がっていきます」

総本店の雰囲気に合わせたお重に入っていて、ボリュームも味付けのパンチもあるといいます。

実際に食べた人は…

(客)「めちゃめちゃおいしかったですね。肉がめちゃめちゃのっていて、あとかかっているタレもごはんとよく合っていて、ラーメンを食べながらごはんを食べるとめちゃめちゃマッチしていてよかったです」

“聖地巡礼”で訪れる客への思い「こういう名物も必要じゃないかなと…」

これらの限定メニューを開発したきっかけには、“聖地巡礼”として訪れる人たちに向けた思いがありました。

(天一食品商事・営業推進部 伊藤慎吾課長)「やはり総本店にわざわざいらっしゃるお客さまのために、こういう名物も必要なんじゃないかなというふう思いますので、今は総本店に来てくださる方に提供しています」

【大阪王将】全国で1店舗だけ「モーニング」を提供!

続いては、全国で1店舗だけ、「大阪王将」で食べるモーニング。

1969年に創業した餃子チェーン店「大阪王将」。全国に342店舗(※2月末時点)ある中、大阪の天満橋店では…

(大阪王将・天満橋店 高尾泰好店長)「午前7時半からモーニングのメニューで、おかゆ、豚まん、水餃子とか、朝おなかにやさしい料理を提供しています」

メニューは朝にうれしい玉子粥(ザーサイ付き)が330円!

モーニング限定で食べられる豚まんは350円など、充実したラインナップがお手ごろ価格で楽しめます。

特に人気がある「Dセット」はどんなメニュー?

(客)「大阪王将で朝からやっているところなんかあるのと思って、半信半疑やったんですけど、食事も当然おいしい」
(客)「ずっと気になっていて、ようやく来られました。すごくおいしいので、いろんなところで食べられたらいいなと思います」

人気なのは最もボリュームがあるという「Dセット」(玉子粥)、価格は800円です。

玉子粥に茶わん蒸し、中華ソーセージやチンゲン菜と玉子の炒め物などが味わえます。

北京の料理人だった店長が目を付けた「中華料理と朝食の相性の良さ」

かつて北京で料理人をしていた店長の高尾さんが、どの店も朝からにぎわう様子を見て中華料理と朝食の相性の良さに気づき、オフィス街にある天満橋店ならと、モーニングを導入しました。

(大阪王将・天満橋店 高尾泰好店長)「飲食業なので、やっぱり朝・昼・夜と提供したいという思いがありましたから。午前7時半から営業を始めていますので、ランチのお客さんに早く来てもらったりとか。全体的な夕方までの売り上げは結構上がっています」

【リンガーハット】ちゃんぽん麺と具材が「関西おなじみのメニュー」に!?

3つ目に紹介するのは、「リンガーハット」のちゃんぽん麺と具材を関西らしい味で食べられるお店です。

現在、全国に549店舗を構えている「リンガーハット」(※6月17日時点)。今回取材したのは、兵庫県伊丹市にある伊丹瑞穂店です。

リンガーハットの看板商品は長崎のソウルフード「長崎ちゃんぽん」。野菜と小麦はすべて国産にこだわっていて、具だくさんで、ツルツルもちもちの太麺が特徴です。

そんなリンガーハットでも大阪府と兵庫県などの一部店舗に限定メニューがあるんです。それが…

関西出身の社長が発案「モチモチの麺とソースがマッチすると考えた」

「リンガーハットの焼きそば」、840円(レギュラー ※店舗により変動あり)。きくらげやかまぼこなど、ちゃんぽんの麺と具材をそのまま使用しているんです。

なぜ限定メニューに「焼きそば」なのでしょうか?

(リンガーハット 藤井太貴ブロック長)「わが社の社長が実は関西出身で、弊社自慢のモチモチの麺とソースが非常にマッチすると考えたそうです」

意外な組み合わせが想定以上の人気に!リピーターも

意外な組み合わせで、関西の人たちに受け入れられるのか不安もあったといいますが、想定を超える売り上げに。

週に何度も足を運ぶ客も増えたんだとか。

(客)「リンガーハットで焼きそばがあるところが初めてだったので、食べてみようかなと思って。あっさりしていておいしいです」

(リンガーハット 藤井太貴ブロック長)「焼きそばといえば関西というイメージなんですけれど、非常に自信を持っておいしいと言える商品なので、ぜひ全国に広がってほしいなと」

「ちゃんぽんコッペ」「お好み焼き風皿うどん」…限定メニューはほかの地域にも

ほかの地域にもそれぞれの限定メニューが!

広島県内にある店舗では「お好み焼き風皿うどん」、東京・新宿にある店舗では「ちゃんぽんコッペ」など、地域の個性を生かしたメニューがあるんです!

全国に店舗はあるのに“ここだけ”でしか食べられない特別感も魅力の限定メニュー。ぜひ皆さんも味わってみては?

(2026年6月17日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『暮らしのケーザイ塾』より)