日本人学生が見た中国貴州 滝と巨大橋に感嘆

【新華社貴州5月22日】米ハーバード大学で学ぶ日本人学生、秋山素子さんが最近、中国貴州省を訪れた。今回が2度目の中国訪問で、初めて中国南西部を訪れ、黄果樹瀑布や花江峡谷大橋を巡った。雄大な自然と巨大橋が織りなす景観に、驚きの連続だったという。
増水期を迎えた黄果樹瀑布では、轟音とともに大量の水が流れ落ち、周囲には水煙が立ちこめていた。観瀑台に立った秋山さんは、飛び散る細かな水しぶきを浴びながら、勢いよく流れ落ちる滝を見つめ、その迫力に圧倒された。

花江峡谷大橋では、橋の上から深い峡谷を見下ろし、625メートルの高低差を体感した。高所が少し苦手だという秋山さんは、友人とともに橋中央部のガラス歩道にも挑戦。「自分が世界最高クラスの峡谷大橋の上に立っているなんて信じられなかった」と驚きを口にした。
橋の設計者とも交流した秋山さんは「橋は交通のためだけのものだと思っていたが、観光や地域経済の発展にもつながっていると知った」という。「米サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジも見たことがあるが、花江峡谷大橋は山々に囲まれた景観の中にあり、まったく異なる魅力がある」と語った。

秋山さんは今年1月にも家族と北京を訪れ、故宮や万里の長城、頤和園などを見学した。若い頃に中国を訪れたことがある父親は「昔の中国には土の道が多かったが、今は道路やインフラが整備され、伝統的な街並みと現代的な発展が共存していることに驚いた」と話していたという。
「貴州についてはほとんど知らず、農村風景が広がる場所だと思っていた。でも実際に来てみると、山々に囲まれた街に高層ビルが立ち並び、とても壮観だった」。秋山さんはそう振り返り、「自然が美しく、人々も素朴で親しみやすかった。また中国を訪れて各地を見て回りたい」と笑顔を見せた。(記者/周宣妮、呉思)

