海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「【アマン創業者も大注目】なぜ日本の〇〇にお金が集まるのか!今富裕層だけが注目する投資先を暴露します!」と題した動画で、世界のお金持ちが日本の「農村」に注目している理由と、急成長するアグリツーリズムの可能性について解説している。

宮脇氏はまず、「世界の超富裕層は誰にも邪魔されない究極の非日常体験を求めている」と指摘し、アクセスの困難な地方での「アグリツーリズム」が注目されていると語る。その象徴的な例として、高級リゾートブランド「アマン」の創業者であるエイドリアン・ゼッカ氏が岩手県の小岩井農場に「アズマファーム小岩井」を開業するニュースを取り上げた。1泊24万円のオールインクルーシブで、宿泊費の中に「農作業」が含まれているという。

なぜ富裕層がわざわざお金を払って農作業をするのかについて、宮脇氏は「ありきたりな買い物や体験に富裕層の人が飽きたから」と解説する。高級ブランド品や高級車をすでに持ち、AIが何でもやってくれる時代において、自らの手で土に触れ、収穫した作物をその場で食べる「ファームトゥテーブル」のような原始的な体験に価値が生まれているという。

さらに、世界のアグリツーリズムの市場規模は、2034年には約4.4兆円規模に成長すると予測されており、水や四季、美味しい食事に恵まれた日本は「世界最強のポテンシャル」を持っていると強調。JR東日本などの鉄道会社と提携し、交通インフラと宿泊をセットにしたラグジュアリートレイン観光の連動が成功の鍵を握ると分析した。

最後に宮脇氏は、「このトレンドを投資家の視点で捉え、巨大企業が開発を進める周辺で独自のサービスを提供したり、関連企業を支援したりするチャンスがある。地方の使われていない資産も、こういう活用方法がある」と動画を締めくくった。

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