GACKT、上沼、一茂が唸った!料理人ナンバーワン決定戦「CHEF-1グランプリ2026」決勝の見どころはココ【追記】優勝者情報あり
料理人No.1を決める大会「CHEF-1グランプリ2026」の決勝戦が開催されました。全国から313名の料理人がエントリーする中、その頂点に立ち、賞金1000万円を手にしたのはどの料理人なのか!? 現場で熱戦を目撃した編集えびすが、放送直前の本日、ネタバレしない範囲でその模様をお伝えします。
豪華審査員が40歳以下の料理人をガチ審査!
「CHEF-1グランプリ2026」は、40歳以下のプロ・アマ、ジャンルを問わない料理人が全国各地から集結。優勝賞金1000万円を目指して、総勢313名がエントリーした。
その中から決勝へ駒を進めたのは、それぞれのジャンルから準決勝を勝ち抜いてきた4名の料理人。
■「日本料理」代表:楠 修二さん(京都府・フリー)
■「中国・アジア料理」代表:花田洋平さん(大阪府・atelier HANADA)
■「フレンチ・イタリアン・スパニッシュ」代表:岩名謙太さん(東京都・イル テアトリーノ ダ サローネ)
■「ジャンルレス・フードクリエイターその他」代表:山下泰史さん(福岡県・TTOAHISU)
決勝はサバイバルラウンドと最終決戦の2段構え。まずサバイバルラウンドで4名から2名に絞られる。
その勝者を決める審査員は5名。和食から『日本料理かんだ』店主・神田裕行さん、フレンチから『ガストロノミー“ジョエル・ロブション”』総料理長・関谷健一朗さんのシェフ2名。
そして、国民代表審査員として、神の舌を持つアーティスト・GACKTさんが3大会連続、料理番組『おしゃべりクッキング』を27年勤め上げた上沼恵美子さんが前回に続いて参加。
さらに、今大会には芸能界きっての食通である長嶋一茂さんが初参戦。「離乳食はフグ。母乳の代わりに白子を絞った汁で育った」という類まれなる食環境(!?)で育った一茂さんがどういうジャッジを下すのが注目だ。

審査員。左から、長嶋一茂さん、上沼恵美子さん、GACKTさん、神田裕行さん、関谷健一朗さん
今大会を通してシェフに与えられたテーマは「『新・定番』を生み出せ」。そして、サバイバルラウンドのテーマは「ラーメンの新・定番を作れ!」。
制限時間はなんと20分。その後、麺がのびないよう、審査員が着席後に10分間の仕上げ時間が設けられる。審査は、誰が作ったかわからない“ブラインド”制。5人の審査員が1人20点満点で採点、合計100点満点で得点が決まる。
ラーメンの審査にあたって、MCの南海キャンディーズ・山里亮太さんからコメントをもとめられた一茂さんは、「湯河原の『飯田商店』が基準。飯田将太を超えるものを作るのはたぶん無理だろう。作ったらすごい」と、TRYラーメン大賞を4年連続で受賞した殿堂入り店の名前を挙げ、「厳しく言っていいんでしょ」と会場をざわつかせた。
GACKTさんは「新しすぎてもダメ。その中に懐かしいがあったり、なんかいいなと記憶を蘇らせる。ハードルが高いと思う。一瞬おいしくても、また食べたいと継続しない気がする」と、今回のテーマである「新・定番」に対して言及した。
現場に緊張が走る中、4名の料理人による調理がはじまった。決勝戦を見届けるゲストに今田耕司さん、森泉さん、ゆうちゃみさん、そして、スペシャルサポーターの「M−1グランプリ2025」王者・たくろうのおふたりが登場。固唾をのんで見守る。

左上から、時計回りにゲストのゆうちゃみさん、スペシャルサポーターのたくろうのおふたり、ゲストの今田耕司さん、MCの松下奈緒さん、山里亮太さん、ゲストの森泉さん
調理は各料理人が手際よく進め、中には制限時間を余して完了する方も。いよいよ運命の審査が始まる。
4人の料理人が作り出す「ラーメンの新・定番」
1人目は「フレンチ・イタリアン・スパニッシュ」代表・岩名さん。激戦のジャンルを勝ち上がった岩名さんは、東京・広尾の名店『イル・テアトリーノ・ダサローネ』に務める実力者。

「フレンチ・イタリアン・スパニッシュ」代表・岩名謙太さん
世界のパスタ王を師に持つだけあって、クリーミーなパスタの定番メニューを極限までラーメンに近づけた、新・定番で挑む。

この涼しげな器に盛られる「ラーメンの新・定番」とは!?
1人目の審査とあってか、審査員は表情を崩さず黙々と食べ進める。会場にズズズッと麺をすする音だけが響きわたった。その評価は果たして……。

「中国・アジア料理」代表・花田洋平さん
2人目は「中国・アジア料理」代表・花田さん。ミシュランガイドに掲載されている大阪・淀屋橋の『atelier HANADA』で料理長を務めている。これまで「CHEF-1グランプリ」2度決勝に進出。ラストイヤーとなる今回、不退転の決意で臨む。

この麺は単なる麺ではありません。一体どんな麺なのか!?
ニンニク、長ネギ、九条ネギ、にんにく、豆板醤2種、トーチを用いた中国料理の王道素材を使うも、一番のこだわりは麺。どんな麺を作り上げたかは放送をお楽しみに。

「ジャンルレス・フードクリエイターその他」山下泰史さん
3人目は「ジャンルレス・フードクリエイターその他」代表・山下さん。福岡・博多の『TTOAHISU』オーナーシェフは、今大会で5回連続の決勝進出を果たした。“革命的”な料理でこれまで審査員を幾度となく驚かせてきた山下さん。ラストイヤーで悲願の優勝を目指す。
そんな山下さんの「ラーメンの新・定番」は、鶏ガラとカツオ節のスープで王道かと思いきや、取り出した具材が、モツ。地元・博多の名物を使った一杯で優勝決定戦への切符を得られるのか!?

これだけでもおいしそうなモツが、どのようにラーメンに昇華されるのか!?
4人目は、「日本料理」代表・楠さん。発酵を得意とし、京都で活動するフリーの料理人。名店の料理長たちを倒し、一気に頂点の座へ駆け上がるか。

「日本料理」代表・楠 修二さん
調理開始から何かを包丁で叩いて砕き出した。それは、豆! 食感を楽しむラーメンとして、5種の煎り大豆などを担々麺の挽き肉のイメージで生み出した一杯は、審査員にどんな反応をもたらすのか。

砕かれた5種類の豆がラーメンとどのように融合するのか!?
「めちゃくちゃおいしい」あのGACKTが絶賛のラーメンが出現!
審査では、それぞれの料理人が作り出した「ラーメンの新・定番」に対して、審査員から様々なコメントが飛び出した。一茂さんからは「こういうラーメンがあったらいいなと思ってた。出合っちゃった」という発言が!
また、GACKTさんに「めちゃくちゃおいしい。また食べたいかと言われると僕は食べたい」と唸らせたラーメンも登場。その一方で「これが新・定番になるのか。僕はそうは思わない」という厳しい意見も。
ある審査員からは「これは新・定番になる」という意見も噴出。これはサバイバルラウンドを勝ち抜いた2名による優勝決定戦「鍋の新・定番」にまでなだれ込み、今回の大テーマ「新・定番」論争が巻き起こる事態に発展。そして、料理名がジャッジに影響する場面もあり、ピリッとした空気が現場を包み込んだ。

今回もGACKTのコメントが冴え渡った
日本人にとってのソウルフード、家族のだんらん、仲間同士の絆を象徴するメニュー「鍋」を2名の料理人がどのような料理で「新・定番」を定義するのか。そして、ここに駒を進め、見事優勝を勝ち取った料理人とは一体!?
この戦いでは、GACKTに「正直感動しました」と言わしめた料理が登場。全大会で審査員を務めている神田シェフから「過去イチおいしかった」「レベルの高い最終決戦だと思います」という言葉が出たほどハイレベルな一戦となった。
食を愛するすべての人に見ていただきたい至高の料理人No.1決定戦「CHEF-1グランプリ2026」。放送は、本日4月26日18時半〜19時50分(ABCテレビ・テレビ朝日系列)。ぜひ!
【追記】優勝者決定!ラストイヤーで悲願の優勝
優勝決定戦に駒を進めたのは、中国・アジア料理代表の花田洋平さんと、ジャンルレス・フードクリエイターその他代表の山下泰史さん。奇しくもラストイヤーのふたりによる対決となった。
激戦を勝ち抜き優勝したのは、中国・アジア料理代表の花田洋平さん。5年連続決勝進出を果たした山下さんを抑え、このジャンルとしては初の優勝者となった。山下さんと健闘を称え合う固い握手を交わした。

優勝を果たした、中国・アジア料理代表の花田洋平さん
惜しくも敗れた山下さんはひと言述べ、5年連続決勝進出で盛り上げた料理人に大きな拍手が送られた。
優勝賞金1000万円とトロフィー、そして特製のコックコートに身を包んだ花田さんは、「素直にうれしい。支えてくれた人のおかげ。恩返しができた」と、家族・お店のスタッフへの感謝を話したあと、大会でしのぎを削ってきた山下さんへの思いを語った。
「最後は山下さんと戦いたい、そして勝ち上がると思っていました。負けないようにとがんばってきたので、このような形になってうれしい」と喜び、「山下さんの料理を見ていてすごいと思っていたので、今度お店に行きたいです」と話した。

審査員から称賛の声が集まった
過去の大会からずっと花田さんを見続けてきた神田シェフは「自分の店を持つ世になってからグンと上がった。その覚悟と完成度の高さ、成長力を感じた」と話した。
優勝賞金の使い道を「考えるとよくない。楽しもうと思っていた」と話し、「これからがスタート。レストランを今まで以上に盛り上げて注目してもらえるようにがんばりたい。大阪から全国を盛り上げます」と語った花田さん。今後の活躍に注目だ。
写真/(C)CHEF-1グランプリ2026 取材/編集部えびす
