4DK→個室無し“超大胆リノベーション”『渡辺篤史の建もの探訪』
【写真】東面外観(改修前/後)「東京都練馬区・高橋邸」
もともと窓が少なく閉鎖的だった建物は、開口部を大きく取り、路地との連続性を感じられる設計へと刷新。玄関から2階へ上がるとLDKが広がり、かつて3つの個室と納戸だった空間は、壁や天井板を撤去してワンルーム化されている。既存の柱や梁に加え、耐震補強の構造材や金物をあえて見せることで、空間のアクセントとしている。
キッチンは天井の高さを抑え、垂れ壁を設けることで、ワンルームでありながら独立性を確保。隣接するユーティリティスペースには洗濯機が配置され、機能性も考慮されている。
一方、1階はかつてリビングとダイニングキッチンがあった間取りを一新し、玄関を含めた完全なワンルームに改修。必要に応じてカーテンで仕切る仕様となっており、現在は書斎兼ウォークインクローゼットと寝室として活用されている。
竣工:2024年12月
建築面積:40.2平方メートル(12.2坪)
延床面積:77.5平方メートル(23.4坪)
構造:木造在来工法
設計:後藤周平/後藤周平建築設計事務所