バカにするな!


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姉は10歳、妹は9歳。

両親が離婚し、父も母も去っていきました--。

母子3人の新たな生活が始まると思っていた姉妹。しかし姉の朋と妹の真由は、いきなり伯母の家に預けられ、行き先も告げず去っていく母の背中を見送ります。

お父さんもお母さんも、自分が幸せになりたくて私たちが邪魔になったのか…。

愛人と暮らすため家族を捨てた父、自分の人生をやり直すために子どもを捨てた母。身勝手な両親に翻弄されながらも、姉妹は前を向いて生きていきますが…?

憎んでも恨んでも、両親を嫌いになれない。そんな2人が、苦難や理不尽に直面しながらも支え合って成長していくエピソードをお送りします。

両親が離婚し 親に捨てられました


※本記事はひらたともみ(著)の書籍『親に捨てられた私と妹 不器用な人』から一部抜粋・編集しました。

大人になるまでに忘れちゃうでしょ


絶対に忘れたりしない


なぁんだ…


泣くことすら悔しい


だって私がみてやらないと


浅く広く深入りしない


たいていのウソはすぐバレた


ウソでも幸せでいたかった


11歳なりに分かったのは、「両親は自分の幸せを優先して私たちを捨てた」ということ。朋は泣くことさえ悔しく、嘘をついてでも幸せなフリをして過ごします。「哀れな人」と見られることへの、せめてもの抵抗なのかもしれません。

著=ひらたともみ/『親に捨てられた私と妹 不器用な人』