パルファム ジバンシイが採用活動時の性別・年齢、顔写真の記載を廃止 グループ内コスメブランドで初

写真拡大

パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)が、インクルーシブな雇用の取り組みをさらに強化し、採用時の候補者のアイデンティティと多様性を尊重したプロセスを導入した。LVMHグループ内コスメティックブランドで初となる。

【画像をもっと見る】

 同取り組みは、パルファム ジバンシイとケンゾー パルファム(KENZO PARFUMS)を擁するLVMHフレグランスブランズにエントリーする際に、提出するCV、履歴書などの書類に、性別や婚姻状況、生年月日の記載や写真の添付が必要なくなるというもの。これにより、応募する人材側の心理的不安を減らし、多様性を発揮して自分らしくいられることを促進する。

 LVMHグループは、世界70ヶ国以上で事業を展開する多国籍グループとして、これまで「People make the difference(人々が違いを生む)」というCore Belief(信条)のもと、さまざまなバックグラウンド、個性や才能を持つ人材を重視し、長期間にわたって積極的にD&Iを推進する。パルファム ジバンシイにおいては、2021年から2年連続でプライド月間におけるLGBTQIA +活動を支援し、NFT(非代替性トークン)アート作品を制作。LGBTQIA +の若者(15〜30歳)を支援するフランスの団体「ル・マグジュン」の活動資金として全額を寄付している。

■パルファム ジバンシイ:公式サイト