野尻湖のサウナ&妙高高原の黒泥湯・森林浴で「ととのう」信越の旅

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こんにちは。トラックメイカーの観音クリエイションです。ここ数カ月、ありがたいことに仕事が立て込んでいて、睡眠時間を削って頑張っています。その代償として、なかなか旅に出る時間が取れずにいました。

旅に出たい……! けど仕事で疲れた体を回復させたい……!

そんな相反する2つの欲望を満たす、「ととのう」旅のプランを組んでみました。行き先は新潟県と長野県の県境。温泉、森林浴、アウトドアサウナの3点セットを堪能して、心と体の調子をリセットさせてきます。

東京駅

東京から約2時間半で緑あふれる妙高高原へ

最初の目的地は新潟県。JR東京駅から北陸新幹線「はくたか」に乗ってJR長野駅へ。長野駅からはローカル線、しなの鉄道北しなの線に乗り換えて、終点の妙高高原駅へ向かいます。東京駅からの所要時間は乗り継ぎ待ちを含めて2時間半ぐらい。

妙高高原駅のホームからの景色は緑いっぱい。ウグイスがさえずりの練習をしているのが聞こえました。

妙高高原駅の構内には「妙高高原駅コワーキングスペース」が併設されており、誰でも1時間500円で利用することができます。せっかくなので席をお借りして、妙高周辺の情報収集をする時間にあてることに。

こちらは妙高高原駅から歩いて1分ほどの観光案内所でゲットした多種多様なパンフレット。紙媒体には、インターネットの検索で得られるものとは違う方向性の情報が集まっていて面白い。

ライムリゾート妙高

洗練された温泉ホテル、ライムリゾート妙高

情報収集を終えたらホテルの送迎バス(事前予約制)で本日のお宿、「ライムリゾート妙高」へ。妙高高原に建てられた、天然温泉付きのリゾートホテルです。

チェックインしてお部屋に荷物を置いたらまずは温泉へ。ライムリゾート妙高の温泉は妙高山麓の「南地獄谷」が源泉だそうで、「黒泥湯」という、硫黄の成分を多く取り込んだ黒い色の泥が混ざっているのが特徴。

黒い温泉成分の「湯華」が浮かぶ露天風呂

ゆっくり安らげる信楽焼の壺風呂

こちらの温泉には疲労回復や健康増進、そして自律神経をととのえる効果があるとのこと。浸かりながら体の調子がじんわりとよくなっていくのを感じました。

いもり池

いもり池で森林浴

温泉でいい感じになった体をさらにととのえにいくことにします。ライムリゾート妙高から歩いて5分ほどの「いもり池」へ。

到着するやいなや視界に飛び込んできたポストカードみたいな景色に圧倒されました。奥に見えるのは標高2,454mの妙高山。壮大。

いもり池は、昔はイモリがたくさんいたことからこの名がついたと言われています。池の外周は500mほどで、1周をぐるっと歩くと15分ぐらい。

いもり池にはミズバショウが群生していました。見ごろは雪解け後の4月中旬から5月上旬で、ピーク時には10万株以上が花を咲かせます。僕が訪れた5月中旬はちょうど終わりかけのシーズン。滑り込みでかわいらしい白い花を撮影することができました。

いもり池周辺にはこんな感じの森林ルートも。木々の香りを吸い込みながら歩いていると、吐く息と一緒に溜まった疲れが抜けていくのが実感できます。自然の中を散歩することは「動く禅」だと思う。

妙高高原ビジターセンター

大自然に囲まれる妙高高原ビジターセンター

いもり池の隣にあるスタイリッシュなこの建物は、2022年4月1日にオープンしたばかりの「妙高高原ビジターセンター」。妙高に来たらぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。

入口の雪壁のオブジェをくぐった先に、妙高高原の動植物や周辺地域の文化、地域の成り立ちなどを組み合わせて紹介している展示室があります。

草花や昆虫の標本は宝石箱のよう

妙高に住む動物の毛皮を触って当てる展示

ツキノワグマの剥製

奥には267インチの巨大スクリーンと、スクリーンの手前には妙高高原周辺のジオラマ模型が。

ジオラマにはスクリーンに映し出される映像と連動して、プロジェクションマッピングで映像が投影されていました。

展示室の横はカフェを併設したラウンジ。ソファ席やテーブル席など約50席があって、ゆったり休憩できます。大きな窓から見えるのは妙高山の壮大な景色。こんなに素敵な施設が、なんと入館無料。妙高高原ビジターセンター、最高すぎない?

窓から見える妙高山といもり池

スキー神社

地元の選手も参拝するスキー神社

ビジターセンターからタクシーで約5分のところに、日本で最も古いスキー神社といわれる「日本一の宮 スキー神社」があります。

ここでは毎年冬になると妙高エリアのスキー場開きや、安全祈願式が行われています。冬季競技の日本代表に選ばれるような地元のスキー選手も参拝に来るそうで。スキー好きな人はぜひ願掛けに訪れてはいかがでしょうか。

ライムリゾート妙高

「LIME KITCHEN」で地元食材を堪能

散策していたらだんだんお腹が空いてきました。少し早めに宿に戻って、ライムリゾート妙高内のレストラン「LIME KITCHEN」で夕食をいただきます。

メインが選べるハーフビュッフェスタイルの夕食

メイン料理は「こちらが一番人気です」とスタッフの方がおすすめしてくれた「妻有(つまり)ポークの塩麹低温ロースト」をチョイス。妻有ポークとは、新潟県越後妻有地域で生産される豚肉のこと。一口食べて「めっちゃ良い肉!」というのがわかる旨味が口の中に広がります。低温調理が完璧に決まったしっとりとした食感。非常においしゅうございました。

食後にもう一度温泉に浸かってから眠ることにします。おやすみなさい。

黒姫駅

レトロな駅舎の黒姫駅

「ととのう」旅の2日目の舞台は長野県の信濃町。しなの鉄道北しなの線で、妙高高原駅から1駅8分の黒姫駅へ移動します。

黒姫駅のレンガ積みのホーム

山岳風景に向かって延びる線路

黒姫駅で下車して、タクシーで約15分のゲストハウス「LAMP」へ向かいます。LAMPにはサウナ好きの僕がこの世で一番好きなサウナ施設があるのです。その名も「The Sauna」。

The Sauna

アウトドアサウナで「深いととのい」の境地へ

木彫のクマの看板がかわいい

The Saunaには2022年5月現在、4つのサウナ棟があるのですが、今回は3時間貸切り制の「コルメ」(貸切り料金/税込24,000円)を利用しました。

ちなみに1号棟「ユクシ」と2号棟の「カクシ」は、貸切り以外での利用も可能です。(2時間制/1人税込2,500円)

貸切り制サウナ「コルメ」

熱源は薪ストーブで、

アロマオイルの良い香りのするセルフロウリュ(自分でサウナストーンに水をかけて、熱い蒸気を発生させることができる)があって。

水風呂はそのまま飲める水質の地下水で。

外気浴スペースで空を見上げると緑がいっぱい。

感動に次ぐ感動の体験で、「サウナ、水風呂、外気浴」の3セット目を迎える頃には自然と「あ〜〜〜」って声が漏れ出て、いつの間にかニコニコ笑っておりました。完全にととのった。100点。

サウナの後は、併設されているレストランでポカリスエットとガラナをミックスした「ガラポ」(ランチドリンク/税込500円)で水分補給とエネルギーチャージ。

そしてTHE LAMPバーガー(ポテト付き税込1,580円)でお腹を満たしました。肉の旨味が半端なくて五臓六腑が大喜び。ありがとうございます。

高原に訪れて温泉、森林浴、サウナを堪能する。ここまで「ととのう」旅をしたのは初めてでしたが、最高の一言です。当分の間は穏やかな気持ちで過ごせそう。

「最近ちょっと疲れてるなー」って人は、ぜひ今回のプランで新潟・長野に出かけてみてはいかがでしょうか。

東京駅

掲載情報は2022年6月28日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。