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楽天が運営する「楽天市場」はこのほど、「消費税増税」に関する意識調査の結果を明らかにした。同調査は6月25日、全国8地方区分在住の20代〜70代男女1,200名を対象にインターネットで実施したもの。

今回の増税に伴い、増税前に何か購入した、もしくは購入する予定があるか尋ねたところ、32.5%が「既に購入した・購入を決めている」「購入すると思う」と回答した。エリア別に見ると、「既に購入した・購入を決めている」「購入すると思う」と答えた人の割合が最も多いエリアは「近畿」と「九州沖縄」、最下位は「関東」で、増税対策意識は「西高東低」傾向にあることがわかった。

増税前に購入した、または購入する予定のものは何か聞くと、最も多いものは「ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの日用品」(37.4%)、2位は「ミネラルウォーターやお米などの食料品」(27.9%)、3位は「シャンプーなど化粧品」(25.1%)だった。

今回の増税に対してどのように感じているか尋ねると、75.0%が「かなり不安」「やや不安」と答えた。

今回の増税に関する理解度について尋ねたところ、81.8%が「消費税が10月に増税することを知っている」と答えた。一方、「一部の商品に適用される軽減税率制度が始まることを知っている」は60.7%、「軽減税率制度の対象になる商品はどんなものか知っている」は27.1%だった。

今回の増税による家計への影響について尋ねると、92.7%が「家計への影響はある」と回答した。影響を受けると感じている具体的な支出項目は、「食料」(74.1%)が最も多く、「生活日用品」(66.8%)、「光熱/水道」(51.6%)と続いた。

クレジットカードや電子マネーなど現金以外で支払えば、5%または2%のポイントが還元される「キャッシュレス・消費者還元事業」が2020年6月までの期間実施される。この事業を知っているか尋ねたところ、36.7%は「知らなかった」と答えた。

この事業の実施を受けての今後のキャッシュレス決済の利用意向について聞くと、85.1%はキャッシュレス決済を「利用したい」と回答した。