天皇皇后両陛下は、さきほど2か国目の公式訪問先であるベルギーに到着されました。

天皇皇后両陛下は、現地時間の20日午前11時半すぎ、ベルギー・ブリュッセルのメルスブルク軍用空港に政府専用機で到着されました。

両陛下は機内からタラップの上に姿を見せるとラッパ隊による演奏を聞かれました。空港には、ベルギーのフィリップ国王夫妻の長女で、皇太子のエリザベート王女が出迎え、両陛下はにこやかに言葉を交わされました。王女の紹介で両陛下は出迎えたベルギー側の関係者とにこやかに挨拶を交わされました。

今年、日本とベルギーは外交関係樹立160周年の節目にあたります。

日本の皇室とベルギー王室は長年にわたり親密な交流を続け、天皇陛下も学生時代からベルギー王室と交流されてきました。

高校2年の夏には旅行で初めてベルギーを訪れ、その後、イギリス留学中を含めて何度も訪問されてきました。

同い年のフィリップ国王も含め、家族ぐるみで親交を重ねられています。

また、天皇陛下が浩宮時代に初めて出席された外国王室の結婚式は、イギリス留学中の1984年9月、フィリップ国王の妹・アストリッド王女の結婚式でした。

陛下は皇后さまと結婚後、1999年12月、初めてお二人で皇太子時代のフィリップ国王とマチルド王妃の結婚式に出席されました。

翌2000年、新婚のフィリップ国王夫妻が来日すると両陛下は葛西臨海水族園に案内されました。

その後も国王夫妻は、2002年のサッカー日韓ワールドカップで両陛下と日本対ベルギー戦を観戦するなど、たびたび来日しています。
2019年には、ベルギー国王夫妻は「即位の礼」に出席し、両陛下と旧交を温めました。

2025年6月には、両陛下は大阪・関西万博のため来日した国王の妹・アストリッド王女夫妻を御所に私的に招き、愛子さまも同席して懇談されています。

両陛下はこのあと、「静かな環境で旧交を温めたい」というベルギー国王夫妻の特別な配慮により、ナミュール県南東部にある王室の別邸「シエルニョン城」に滞在されます。

その後、現地時間の22日にブリュッセルにあるラーケン宮に移動されます。

現地時間23日はブリュッセル王宮で歓迎式典に臨み、ブリュッセル市庁舎に訪問するほか、ベルギー首相との面会や、連邦議会での上院下院の本会議場視察を行い、夜はベルギー国王夫妻主催の晩さん会に出席し、陛下がおことばを述べられる予定です。

現地時間24日には、陛下はナミュール市や、半導体研究開発機関「imec」やルーヴェン大学を訪問されます。

天皇皇后両陛下はさきほど、日本との外交関係樹立160周年を迎えたベルギーに政府専用機で到着されました。

両陛下のベルギー公式訪問は、1999年以来27年ぶりです。