昔は「埋田」だった パイプ事故で改めて注目された大阪「梅田」の怖いうわさ
11日朝、大阪市北区の梅田の道路にて、巨大な金属製のパイプが突然、地中からせり出すという前代未聞の事故が発生した。
報道によると飛び出たパイプは最終的に10メートル超の高さまで空に向かって伸びたという。幸いにも怪我人はなく、パイプも時間と共に地面に沈み、現在ではほぼ元通りになっているようだ。
だが梅田は大阪府内でも最も栄えている繁華街の1つであり、周囲にはオフィスだけではなく商業施設などが密集している場所である。そのため、ネットでは「あまりに危険すぎる」「怖くて梅田へ行けない」「まさかあんな事故が発生するなんて」と驚く人が相次いだ。
今回の事故により、ネットでは改めて「梅田」という場所がどういう場所なのかに注目が集まった。事実、梅田には梅の木が多く生えているという訳ではなく、「梅田」の由来を知らぬまま梅田駅を利用している人もいるだろう。
実は諸説あるが、梅田は江戸時代までは「埋田」と書きその名の通り広大な埋立地であったという。大阪湾に近く、淀川などが流れている現在の梅田地区は、雨が降るなどして地盤が緩くなり、液状化や地盤沈下などが発生してしまうなどの問題があったという。
そのため、江戸時代になると地盤を固めるために地面の埋め立てをはじめ、これが「埋田」の由来になったと伝えられている。
そのため、今回のパイプせり出し事故も江戸時代より前から続いている、液状化および地盤沈下の影響ではないかとされているが、現段階では詳しい事はわからない。
だが、梅田といえば新幹線も近い「関西の出入口」でもある。現実に、パイプがせり出す事故は巻き込まれたら防ぎようがないため、いち早い原因究明が求められているようだ。
