サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会は26日(現地時間)、ベスト8を懸けた決勝トーナメント1回戦で、1次リーグB組2位の韓国はA組1位のウルグアイと対戦し、1−2で敗れた。韓国メディアは「よく戦った」と韓国代表の奮闘をたたえているが、「審判の釈然(しゃくぜん)としない判定など運がなかった」と無念さもにじませている。

 この日、主審を務めたのは、ドイツ人で銀行員出身のボルフガング・シュタルク審判員。2009年にナイジェリアで開催された「FIFA U−17ワールドカップ」でも、1次リーグ組別予選で対戦した韓国−ウルグアイ戦の主審を務めている。

 韓国が「釈然としない判定」と指摘しているのは、後半18分、MF奇誠庸(キ・ソンヨン)がゴールエリア内で相手の選手に足首を踏まれ、倒れ込んだ場面。笛が鳴るかと思われたが、シュタルク審判はこれをファールとせず、試合はそのまま続行された。もし、ファールになっていた場合、韓国はペナルティーキックのチャンスが生まれていた。

 また、MFペレスがMF李青龍(イ・チョンヨン)に対して行った激しいタックルは、「退場に相当するものだったが、審判は警告すら与えず見逃した」と指摘している。試合中このようなパターンは数多く見られ、しかしながら審判はウルグアイよりも韓国にイエローカードを出したとしている。

 「副審もオフサイドを正確に判定せずミスを犯した」と副審の判定も問題視しており、今回試合で分かっているものだけでも誤審は6つはあったと推測。ファールの数は両チームともに12であったが、韓国にだけイエローカードが3枚出ていることについて、韓国側は釈然としない思いのようだ。

 韓国は前半44分、奇誠庸のハンドが見逃され、同26分にもFWスアレスにオフサイドが間違って下されるなど「韓国にも有利は判定はあった」としている。しかし、試合全体を通して見ると「ウルグアイに寛大な判定であった」と悔しさをにじませている。

 韓国メディアは「釈然としない判定に韓国サッカーが泣いた」「誤審で汚された韓国−ウルグアイ戦」「ウルグアイ戦の審判、誤審論争…『韓国代表チーム涙』」と報じている。(編集担当:新川悠)



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