KRY山口放送

写真拡大

宇部市のときわ動物園で26日、人気者のシロテテナガザル1頭が一時、展示エリアから逃げ出しました。

苦手なはずの水路を通って外に出ていて、園は再発防止策の検討に乗り出しています。

(大坪記者)
「ときわ動物園はシロテテナガザルの移動などのため、きょうは一部の動物が見られなくなっており、通常の入り口も閉鎖されている」

ときわ動物園は現在、シロテテナガザルを含む「アジアの森林ゾーン」を閉鎖していて、来園者は臨時のエントランスから入っています。

園によりますと、26日午後3時ごろ、オスのシロテテナガザル1頭が展示エリアから人の通路に出てきたということです。

その場にいた職員1人に抱きつき、顔に擦り傷を負わせた後、1分後には展示エリアに戻りました。

ときわ動物園では、水を恐れるシロテテナガザルの習性を活かし、柵ではなく、水路で展示エリアと人の通路を仕切っています。

この水路、幅は4mあり、最も深い所で水深は80cmほど。

しかし26日は、この水路を通って逃げ出したということです。

(ときわ動物園・多々良成紀園長)
「水堀の構造をもうちょっと深くするとか、修正を加えれば(動物が)出ないようになるとか、いろいろな機関と相談しながら対策を検討しているところ」

ときわ動物園では、水路をより深くする工事も含め、再発防止策を検討。シロテテナガザルは当面の間、展示が見送られます。