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6月12日に発表された最新の1ヶ月予報について、気象予報士の松浦悠真さんが自身のYouTubeチャンネル「マニアック天気」で詳しく解説した。松浦さんは冒頭で、「この先も全国高温の予想となります。6月後半はこの時期としては記録的な高温になる地点も出てきそう」と語り、異例の“梅雨猛暑”を強く警戒した。

今回の予報によると、北海道から沖縄まで全国的に高温の確率が70~80%と極めて高い状態。松浦さんは「低温側に触れることはない」と断言し、6月中旬から下旬にかけては「場所によっては40度近い気温まで上がるかもしれません」と注意を促した。もしも本当に40度を観測すれば「6月中旬で40度になると、たぶん一番早い40度になる」と歴史的な気象現象となることを指摘。「体温超えぐらいの気温が6月中旬では未だかつてない」とも語った。

また、梅雨の雨の降り方にも変化がありそうだという。北日本の日本海側は平年並みか多い予想だが、西日本から東日本の太平洋側、沖縄・奄美は「平年並みか少ない」予想。「太平洋高気圧の張り出しが強くなることで気温が上がる一方、雨がやや減る」という傾向に加え、「沖縄・奄美では日照時間が長い」と梅雨の中休みが各地で長引く見通しを示した。

極端な高温の背景には、大気の流れや熱帯の対流活動の影響があるとし、松浦さんは「日本付近で高気圧性循環偏差が明瞭」と分析。特に「偏西風が北に蛇行し、日本周辺に暖かい空気が流れ込みやすい」仕組みを解説した。そのため、「今回は梅雨の大雨というよりも梅雨の高温に警戒が必要」と訴える。一方で、「熱帯擾乱が発生した場合は大雨にも警戒が必要」と両面での注意を呼びかけた。

最後に松浦さんは「全国高温で、しかもかなりの高温となりそう。中旬から下旬は記録的な高温になる可能性が出ていて、熱中症には厳重な警戒が必要」と警鐘を鳴らし、「雨は少ないですが、熱帯蒸来や前線の一時的な活発化による大雨への備えも怠らないでください」と締めくくった。より詳細な週ごとの解説や“マニアック天気情報”はチャンネルメンバーシップ向け動画で伝えるとして、加入を呼びかけていた。

チャンネル情報

マニアック天気へようこそ!気象予報士の松浦悠真です。こちらはマニアックな天気解説をするチャンネルです。静岡のテレビ局で気象キャスターもやっています。皆さんの命は僕が守ります。所属:(株)ウェザーマップ メンバーシップ加入でさらにマニアックな気象情報を受け取れます!仕事の依頼はウェザーマップまで。