15日、海南省海口市秀英区の銀行窓口で手続きを行う利用者。(海口=新華社記者/王存福)

 【新華社海口5月19日】中国国家外貨管理局海南省分局はこのほど、越境貿易の高水準開放試行を2024年に海南省全域に拡大して以降、26年4月末までに試行業務に伴う決済額が累計512億ドル(1ドル=約159円)を超えたと明らかにした。

 海南省は試行実施後、企業が越境決済で直面する課題に焦点を当て、法令順守意識や信用度の高い貿易企業、ハイテク企業、特定分野で高い専門性や革新性を備える中小企業を試行対象に組み入れてきた。モノの貿易やサービス貿易など幅広い分野をカバーしている。

 銀行による自主審査方式の導入や不要な書類審査の簡素化により、企業の越境資金決済にかかる時間は70%以上短縮された。政策支援を背景に、海南省の越境貿易決済は着実に拡大しており、企業の資金繰り効率向上や資金調達コスト低減にもつながっている。(記者/王存福)