闘志あふれる投げっぷりは健在だ!NPB3862日ぶりの勝利を目指し力投する楽天・前田健太=29日、ZOZOマリンスタジアム(撮影・開出牧)

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 闘志みなぎる投げっぷりは健在だ。11年ぶりに日本球界復帰した楽天・前田健太投手(38)だ。

 29日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)に、NPB3862日ぶり勝利を目指して先発。復帰したマエケンを初めて撮影した私は、タイムスリップしたような、11年前と変わらぬ投げっぷりに胸が踊った。

 プレートに右足をかけ打者と正対してから、左足を上げる流れ。そしてリリースする瞬間に爆発させる、みなぎる闘志。全く変わってない。年齢とともにフォームが変わる選手は多いが、広島時代と変わってない。リリースする瞬間の鬼気迫る表情は、オールドファンにはたまらない。懐かしさがこみ上げた。

 5回途中で降板。5失点で負け投手となったが、真っ向勝負を挑んだ結果だ。ポランコの同点ソロに、井上広大の勝ち越しソロを浴びた。マウンド上で悔しがる表情に、負けず嫌いな性格が伝わってくる。降板した時も顔をゆがめて悔しさを隠さなかった。

 過去にメジャーからNPBに復帰した投手たちが、環境やマウンドの違いに苦しんだ。38歳になった背番号18も例外ではないだろう。しかし、この日の最速は151キロ。まだまだ力のあるボールを投げている。ユニホームは変わっても、闘志みなぎるピッチングスタイルは変わらない。復帰白星に立ち会うことはできなかったが、ファインダー越しに“らしさ”を感じることができた。おかえりなさい、われらのマエケン!(デイリースポーツ・開出牧)