山形放送

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国内外にリゾート施設を展開する「星野リゾート」が、山形市の蔵王温泉に県内で初めて開業する温泉旅館について、10月15日にオープンすることを22日、明らかにしました。

その土地の景観を生かした温泉施設やホテルなど国内外で74の施設を展開する星野リゾートは、22日、オンラインでプレス発表会を開催し、山形市の蔵王温泉にことし秋、県内で初めて開業する温泉施設「界 蔵王」のコンセプトを明らかにしました。
コンセプトは「御釜で整う、温泉スパイラル」。タワー型の宿に温泉やサウナ、ラウンジなどをらせん状に配置しています。蔵王のシンボル「御釜」をモチーフとしたジェットバスが設けられた屋上を終着点とする回遊型のウェルネス施設としての機能を持たせ、スキーシーズンに限らず通年の安定した集客を目指します。

星野リゾート星野佳路代表「春のコンテンツとして効いてくるのがこのウェルネス関係の施設。魅力として発信することでなんとか年間平準化した需要を確保していきたい」

また、地域らしさに浸れる「ご当地部屋」として、49部屋の客室すべてのテーマカラーに県の花・ベニバナをモチーフとする色彩を採用。「くれないモダンの間」と名付けられたすべての客室には、「紅花和紙」やオリエンタルカーペットの「山形緞通」、天童木工特注のオリジナルデザインの家具などが置かれます。パノラマビューを望む広い窓からは、蔵王の四季折々の風景を楽しむことができます。
県内インバウンド需要への期待が高まる中、星野リゾートの星野代表は、「国内観光とインバウンドの組み合わせが重要だ」としつつ、次のように意気込みを語りました。

星野リゾート星野佳路代表「冬が強いコンテンツが現れるのが蔵王の強み。そこはインバウンドが大事になる。私たちも貢献できるし蔵王地域全体にとっても重要なマーケティング上の戦略になる」

「界 蔵王」の宿泊料金の定価は、1部屋1人3万1000円からということです。予約は22日から始まり、10月15日に開業します。