44年の歴史に幕 鳴門「第九」を歌う会解散【徳島】
鳴門市で毎年、「第九」の演奏会を開いているNPO法人、鳴門「第九」を歌う会の総会が8月24日開かれ、資金難などを理由に解散を決めました。
総会には会員41人が出席しました。
事務局が演奏会の赤字運営が続いていることや、会員数の減少と高齢化などを理由に解散を提案し、全会一致でこれを承認しました。
鳴門「第九」を歌う会は、鳴門市にあった板東俘虜収容所で開かれたドイツ兵による「第九」のアジア初演を市民ぐるみで継承しようと1981年に設立、翌年、初めて演奏会を開きました。
その後、組織はNPO法人化され、コロナ禍を除いて毎年、演奏会を開いてきました。
歌う会は、「『鳴門の第九』の灯を絶やしてはならないという思いは変わらない。2027年6月に予定されている、鳴門市文化会館のオープニングセレモニーの演奏会は、市主導で開催されると聞いている」と話しています。
