婚活アプリで司法書士を名乗る彼、漫画喫茶でキスって…その正体にア然
 ウソをつくこと、つかれることは人としてできるだけ避けたいものですが、恋愛に関連するウソは特に傷つくことが多いですよね。今回は美佳子さん(30歳・仮名)が婚活中に経験したウソ体験をご紹介します。

◆婚活アプリで出会った彼とトントン拍子で仲良くなり…

「28歳のときに婚活アプリを使って婚活をしていました。身分証明や顔写真を出す必要のあるアプリだったので信頼できると思い利用をはじめました」

 そう語る美佳子さん。ちょうど婚活アプリが盛り上がりを見せていた頃です。

「35歳で司法書士をしているという男性と仲良くなりました。婚活アプリって男性はメッセージをやり取り続ける場合課金しないといけないものが多いと思うんですけど、まじめにこちらが会う気になるまでメッセージを送ってくれていたんです。顔も悪くなかったし、なにより司法書士というステータスの人が私に興味を持ってくれるなんてなかなかない! と思って一度会うことにしました」

 はじめてのデートは、みなとみらいの某有名結婚式場に併設されたレストランだったそうです。婚活アプリの出会いなら、これは本気で結婚を前提にしてくれてると思った美佳子さんでしたが、徐々に彼の変化が目に見えてきたそうです。

「めちゃくちゃ良いデートでした。結婚式場併設のレストランなんて、期待するしかないですよね。そのときはそう信じていたんです」

◆デートの質がガタ落ち、コンビニでびっくりな姿を目にすることに

 デートを重ねていった美佳子さんでしたが、映画館や水族館デートのランチがフードコートだったり、初回とのギャップを感じはじめたのです。

「まぁフードコートはいいんですけど、今日はお金がないから漫画喫茶に行こうとか、漫喫でキスとかそれ以上を求められて、断ったりしてました。『今日はお金がないから』と毎回言うようになって、司法書士のわりにお金に余裕がないなと思っていたんです」

 少しずつ不安が高まった美佳子さんでしたが、彼がコンビニでコーヒーを買う際にお財布ではなく茶封筒から小銭をバラバラ出して払っている様子をみて不信感MAXに。

◆彼の本当の仕事は?質問すると驚きの返答が…

 あまりに怪しさを感じた美佳子さんは彼に直球で質問することに決めました。司法書士じゃなくて何かアルバイトをしているフリーターなのかも、と想定して場にのぞんだそうです。

「彼から返ってきたのは予想以上の内容でした。まさかの無職だったんです。これまでのデート代はすべて親からの毎月のお小遣いでやりくりしてたって言うんです。

35歳、無職。

 病気なのかなと思って理由を聞いたら、『働くのがめんどくさくて今まで正社員で半年以上続いたことがないんだよね』と言ってきて。司法書士ってプロフィールに書けば女性と会うことができると思ってたらしいです。騙された私が馬鹿でした…それ以来連絡は一切取ってません」

 学歴詐称ならぬ職歴詐称。婚活アプリで結婚する人がいる一方で、こんなこともあるんだと驚くウソでした。皆さんも婚活アプリを使う際は気をつけて人をえらんでくださいね。

―ついたウソ・つかれたウソの顛末―

<文/大庭スミ イラスト/カツオ>

【大庭スミ】
ライター、メンタルカウンセラー。メンタルについて相談を受けることも多い。@sumi19191