シャーリーズ・セロン
 ハリウッドを代表するトップ俳優で、Diorの香水の広告でも知られるシャーリーズ・セロン(50)。推定資産は約1億〜2億ドル(200〜300億円超)ともいわれている超売れっ子だが、私生活では2人の子供たちとの生活を何より大切している良きママでもある。

 子供たちには自分で働き、稼げるようになって欲しいと願っているシャーリーズ。実は彼女自身、ハリウッドスターに上り詰めるまで、壮絶な生い立ちと過酷な道のりを乗り越えてきた。

◆本気でパートナーと一緒に暮らすことはできないと思う

「私の人生最高の栄誉! すべてのお母さん、おばあちゃん、そしてゴッドマザーの皆さん、母の日おめでとうございます!」

 12歳と9歳の養子を育てるシャーリーズは、5月の母の日にインスタグラムを更新。母親としての喜びをあらわすメッセージとともに、子どもたちとのレアな親子ショットを公開した。

 2012年にジャクソン、2015年にオーガストを迎え、シングルマザーとして養女たちを育てている彼女。私生活やキャリアにおいて、家庭を第一にしていることを公言している。

 4月末に出演した米トーク番組『ドリュー・バリモア・ショー』では、「娘たちは、私がデートしているのを楽しんでるわ。『ママ、彼から連絡きてる? デート行きなよ』って感じなの」としながらも、今は恋愛や結婚よりも「子どもたちが最優先」という考えを明らかに。

 かつての恋人スチュアート・タウンゼントとは同棲していた時期もあったシャーリーズだが、私生活の軸が子どもにある現在は、「冗談だと思われるかもしれないけど、本気でもうパートナーと一緒に暮らすことはできないと思う」「娘たちが独立すれば考えが変わるかもしれないけどね」とも告白している。

◆あの子たちを一生養うつもりはない

 子供たちとの生活を大切する一方で、厳しい母としての顔も。先日出演したポッドキャスト番組『Therapuss』では、こんな考えを明かしている。

「私があの子たちを一生養うつもりはないから、自分で働いて稼げるようになってもらわないと」

 以前から、子供たちが経済的に自立できるように心掛けながら、子育てしていることを明かしていたシャーリーズ。今回の番組でも、しっかり働いて独立すること、金銭感覚を身に着けることの大切さを強調し、「(子供たちが)まず最初に乗る車は安価なものでいいわ。どうせ事故るから」と冗談交じりで語った。

 そして、外出した際にはスターバックスの店員の働きぶりを見せながら、「早朝でもあんなふうにお客さんにサービスしなければいけない」と子供たちに伝えていると続けた。

 こうした発言はネット上で賛否を呼び、「素晴らしい教育方針」と称える人がいる一方で、「世間の感覚からズレてる」「自分が道徳的、倫理的に優れているとアピールしたいだけ」と感じた人もいたようだ。

◆15歳のときに起きた悲劇「母が父を撃った夜」について明かす

 子供たちに強い自立心を求めているシャーリーズ。実は彼女自身、トップ女優になるまでに過酷な道のりを歩んできている。

 南アフリカの自然豊かな土地で育った少女時代。ただ、暮らし向きは楽ではなく、酒に酔って暴力をふるう父にも悩まされていたという。

 シャーリーズは4月に公開されたニューヨーク・タイムズ紙のインタビューの中で、自身が15歳だった1991年に起きた事件について証言。発端は、叔父の家を訪問したときの出来事だった。

「私はそのときすごくトイレに行きたくて、家に入った直後に駆け込みました。そしたら、父がそれを無礼だと思った。家の人に挨拶をしなかったから」
「南アフリカでは、年上の人に対して礼儀を払うことはとても重要なのです」