U-21日本代表、2歳上のU-23韓国代表に1−2敗戦。2点差から石井久継のゴールで反撃も届かず…黒星で遠征を終える
ロス五輪世代となる21歳以下のメンバーで構成している日本に対し、韓国は今年9月のアジア競技大会(アジア版のオリンピック)を見据えて23歳以下の選手でチームを編成。海外組も8人含まれており、大岩ジャパンは本気モードの相手に挑む形となった
U-21アメリカ代表戦から中1日で臨む日本は、先発を全員変更。GKにA代表歴を持つピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)を起用した。
バイエルンを経て現在はポルトガル1部のアロウカでプレーするMFイ・ヒョンジュやドルトレヒトに籍を置くFWユン・ドユンが先発に名を連ねた韓国に対し、日本は序盤から攻守の切り替えを素早く実行し、矢田と石井を軸に攻撃を展開する。
左サイドの小池と関富の関係性も良く、石井のフォローも受けながらサイドを抉る場面が増えていく。最前線のサディキも裏への飛び出しからゴールに迫るなど、2歳上の韓国に全く競り負けないゲームを見せる。
しかし、34分に失点。押し込まれる時間が5分ほど続いたなかで左右に振られ、最後は左サイドのクロスから193センチの大型FWイ・ヨンジュン(グラスホッパー)に頭で決められた。
失点後も下を向かず、即座に切り替えて仕掛けていくと、39分に矢田からサディキ、44分にも矢田から小池の連係で決定機を作った。しかし、ゴールネットは揺らせず、0−1で前半を終えた。
互いに1人ずつを入れ替え、日本はGKのピサノを下げて小林将天(FC東京)にスイッチ。これで遠征メンバー全員がこの2試合でピッチに立つ形になったなか、日本は前半の良いリズムを継続させて積極的に仕掛けていくが、立ち上がりに出鼻を挫かれる。
48分にゴール前で収められると、最後はイ・ヨンジュンに左足で決められ、リードを2点とされた。
ここから日本は猛攻を仕掛け、57分にはサディキ、小池、福本、関富を下げ、FW鈴木大馳(鳥栖)、FW横山夢樹(C大阪)、FW石橋瀬凪(湘南)を投入。交代直後の60分には、矢田の左CKから山田がうまく頭で合わせるが、惜しくもポストに阻まれる。
その後に小倉幸成(法政大/岡山加入内定)、MF石渡ネルソン(C大阪)、DF梅木怜(今治)を投入し、より攻勢を強めていくが、ゴールが遠い。
71分には2列目から飛び出した石渡が右足で鮮やかなボレーを打ち込むが、バー直撃。その後も諦めずにゴールを目ざすと、80分に右サイドに飛び出した石渡がゴール前に折り返す。ニアサイドに走り込んできた石井がダイレクトで合わせ、右足でネットを揺らして1点差とした。
直後に石井と山田が下がり、MF名和田我空(G大阪)とDF岡部タリクカナイ颯斗(東洋大)を投入。勢いを持って前に出たが、同点には追い付けず、1−2で敗れて遠征ラストマッチを勝利で飾れなかった。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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