犬が体をくねくねさせるときの心理

犬がおすわりして体をくねくねさせたり、横たわったままくねくねしたりすることがあります。仰向けに寝転がる“ヘソ天”の体勢でくねくねすることもあります。

ポイントは、犬がどの体勢でくねくねしているかだけでなく、どのようなシチュエーションでくねくねしているかにも注目することです。

1.ごはんに満足できて嬉しい

犬が体をくねくねさせるのは、ごはんに満足して嬉しいときです。

食後にケージやベッド、自分のお気に入りの場所に行き、体をくねくねさせることがあります。

ベッドでくねくねする場合は、体をスリスリさせるような穏やかな動きになることが多いです。

激しい動きではなく、ゆったりとした優しい動きなら、嬉しさがよく表れているサインです。

2.家族に楽しんでもらいたい

犬は、家族に楽しんでもらいたくてくねくねすることもあります。

リビングで家族がくつろいでいると、犬が仰向けで体をくねくねさせることがあります。大人でも思わず笑ってしまう可愛らしい仕草です。

幼い子どもがいる家庭では、楽しそうな笑い声に反応して、さらに激しくくねくねすることもあります。

犬は、自分の姿で家族が喜んだことを学習し、「また楽しませたい」と思って行動するのです。

3.スリスリしている部分に痒みがある

犬が体をくねくねさせるのは、痒みを感じている場合もあります。

おしりを床にスリスリさせる

肛門嚢の分泌物やおしり周りの痒みの可能性

背中を床にスリスリ

背中の皮膚が蒸れて痒い、膿皮症などの皮膚病の可能性

赤み、湿疹、フケ、嫌なニオイがないか確認してみましょう。異常がある場合は、獣医師に相談することをおすすめします。

4.自分のニオイを残したい

犬が体をくねくねさせるのは、マーキングのための場合もあります。

芝生や地面に体を擦り付けることで、自分のニオイを残したり、他の犬のニオイを上書きしたりするのです。

ただし、地面で体をくねくねすると、犬の体が汚れやすく、衛生面には注意が必要です。

まとめ

犬が体をくねくねさせるときの心理を4つ解説しました。

ごはんに満足できて嬉しい 家族に楽しんでもらいたい スリスリしている部分に痒みがある 自分のニオイを残したい

皮膚の痒みが原因の場合は、皮膚の状態をチェックしましょう。

赤みや湿疹、フケ、擦れて内出血している場合は、早めに獣医師に相談することをおすすめします。


(獣医師監修:寺脇寛子)