(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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7月6日(木)よりTVシリーズ第2期が放送される『呪術廻戦』。その物語は、どこから入っても楽しめるし、どこから入るかで違った味わいが感じられる〈厚み〉が魅力だ。
第2期で描かれるエピソード「懐玉・玉折」を楽しむための基礎知識と二人の重要人物・五条悟と夏油傑の人物像をおさらいして、今からでも『呪術廻戦』の奥深い世界にハマってみよう。

>>>呪術高専時代の五条と夏油!「懐玉・玉折」場面カットを見る(写真36点)

『呪術廻戦』は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載中の芥見下々による漫画で、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術高等専門学校(呪術高専)の呪術師たちとの壮絶な闘いを描いている。
2020年10月からTVアニメ第1期が放送されて国内のみならず全世界で大きな反響を呼び、2021年には『劇場版 呪術廻戦 0』が公開されて全世界で一大ムーブメントを巻き起こした。
続く今回の「懐玉・玉折」は、さらに時間を遡って最強の呪術師・五条悟と最悪の呪詛師・夏油傑がまだ ”最強の二人” だった頃--彼らの青春時代を描くエピソードとなる。

呪術師として活躍し向かうところ敵なしの二人、呪術高専2年の五条悟と夏油傑。彼らの元に不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。
依頼は2つ。天元との適合者である ”星漿体(せいしょうたい)” の天内理子という少女の「護衛」と「抹消」。
呪術界存続のために任務へと赴くことになった二人だが、そこに伏黒を名乗る"術師殺し"が現れて ”星漿体” 暗殺を狙って暗躍する……。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

●五条悟、最強の呪術師の理由●

五条 悟は『呪術廻戦』の物語の中で大きな存在感を放つキャラクターだ。
アニメ第1期では虎杖悠仁、『劇場版 呪術廻戦 0』では乙骨憂太という主人公を呪術高専へと誘い、それぞれを大きな成長に導く教師として登場する。
自他共に認める ”最強の呪術師” でもあり、その桁違い強さは、たとえば第1期の第7話「急襲」などを観るとよくわかる。
並の呪術師では瞬殺されてしまうほど強力な特級呪霊・漏瑚の襲撃をいとも簡単に退けて実力の差を見せつける。しかも、戦闘中も終始余裕で、その真の力はいまだ未知数だ。

一方で言動は軽薄にしてマイペース。軽口を叩き、飄々とした態度を崩さない。高専時代から付き合いのある仲間の呪術師・七海建人には「私はこの人を信用しているし信頼している、でも尊敬はしていません」とも評されていた。最強ゆえの自信や余裕を隠さない姿勢が周囲を苛立たせるのかもしれない。
だが自分の生徒たちに対する想いは強いようで、虎杖が一度 ”死んだ” 際に呪術高専上層部の思惑を感じ取って、静かながら背筋が凍るような怒りを露わにしたこともあった。呪術界のありように根強い不信感を抱いている様子も垣間見れた。

多彩な面を持ち、いまだ底知れぬ部分を隠し持っている五条悟という男の、若き日が描かれる「懐玉・玉折」。もしかしたらそこでは、彼という人間を形成した重大な ”何か” が描かれるかもしれない。
そして……その鍵を握る存在が夏油傑だ。

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●夏油傑、最悪の呪詛師の真実●
第1期では呪霊たちと結託し、暗躍していた夏油傑。
五条の実力を高く評価し、その脅威を呪霊たちに警告を発しながら、何らかの計画を実行に移そうとしている様子も感じられた。

そんな夏油の存在は、『劇場版 呪術廻戦0』で初めて本格的に描かれることになる。
非呪術師を殲滅して「呪術師だけの楽園」を造り上げることを標榜し、呪霊たちによる大規模虐殺「百鬼夜行」を画策。その一方で祈本里香の強大な呪力を狙い、乙骨憂太に襲いかかる……。
呪術を扱えない人間を「猿共」と蔑む夏油。過去に100人を超える一般人を殺害して呪術高専を追放されたとも語られるが、その詳しい経緯は明かされなかった。

『劇場版 呪術廻戦0』で、ほんのわずかな描写ながら深く印象に残るのが ”五条との関係” だ。
夏油を ”最悪の呪詛師” と呼んだ五条。言葉の節々や、直接顔を合わせた際のやりとりの様子からは、互いをよく知っていることも感じられた。
終盤、二人きりで会話をする場面では、敵対者として完全に別の道を歩んでいながら、不思議な ”信頼” や ”友情” を抱き合っている様子さえ匂わされる。

夏油はなぜ非呪術師をそれほどまでに呪うのか。五条と夏油はなにゆえに決別しなければならなかったのか。その理由は、二人の呪術高専時代に起こった出来事――もう戻れない青春の時間を描く「懐玉・玉折」に隠されているのだ。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会