わが子が生きづらさを抱えたとき、親にできることは何か。小児外科医の松永正訓さんは「子どもが高校を退学して自宅で大学受験勉強をしていた時期があった。その頃は、夜遅くになると、不安が昂じて私の書斎に泣きに来るのを、どれだけ時間が経過しても慰め続けていた」と振り返る――。※本稿は、松永正訓『性別違和に生まれて父と子で綴った23年』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/Perawit Boon