ごみ収集員に転職した38歳「楽そう」が「地獄」に 17時間労働と労基署監査
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YouTubeチャンネル「新卒応援チャンネル【さざえ】」で、38歳の男性「ささくれ」氏がごみ収集員への転職体験を語った。転職前は「楽そう」「無心でできる」と見ていたが、入社後は自身で「地獄」と表現する状況に直面したという。
ささくれ氏は、自動車部品工場に5年、コンビニに12〜13年勤務した。転職を考える中で、夜勤中に見かけたごみ収集員を見て「俺でもできそうだな」と感じ、動画サイトで「楽に働ける」「決まった時間に終わる」といった情報に触れ、運転に注意すればよい単純作業だと捉えて転職を決めたと話した。
入社後は、社長交代の影響で「従業員を大切にする」という方針のもと、新人研修は手探りで進んだ。夜勤部門に配属されると、担当の先輩は「効率の化け物」と呼ばれ、「普通の人が10時間かかるコースを8時間で終わらせる」ほどの速さで業務をこなしていた。ささくれ氏はついていくのに精一杯で、「基本走りっぱなし」だったという。
担当したのは病院や老人ホームなどの事業系ごみの収集で、袋は満杯に詰められており、1袋あたり約30〜40 kg。回収後はパッカー車(ごみ収集車)の天井が低い部分に投入し、積載物が埋まってくると整理のために何度も車体上部に上り下りした。勤務初期は、休憩なしの17時間労働(21時出勤、翌14時退勤)で、休みは週3日。自宅では寝るだけの生活になり、精神的に追い込まれて車内で涙が止まらなくなることもあったという。
入社2か月目には、退職者からの通報があったとみられ、労働基準監督署の監査が入った。会社は休憩時間を義務化する一方、出勤時間を21時から3時に変更。労働時間は6時間に短縮されたが、従来より早く終える必要が生じ、業務負担はむしろ増えたと述べた。
人手不足も深刻だった。入社7か月目にベテランが離職し、8か月目には最長勤続の先輩も離職。週休3日は週休2日、時期によっては週休1日になった。9か月目には夏の猛暑で脱水症状に苦しみ、10か月目には同期が収集中に靱帯断裂で離脱し、人手不足はさらに深刻化したという。
入社11か月目の夜間の収集作業中には、逆光で信号が見えづらく赤信号を直進し、ミラーを破損する物損事故を起こした。2度目の事故となり社長に謝罪すると、「お前の働き方が気に入らない」「仕事なめてんのか」との発言があったという。ささくれ氏は退職の意思を伝えたが、会社負担で取得した免許の費用返還義務があり、いったんは早朝部門への異動で引き止められた。しかし最終的には退職を選んだ。
仕事が向く人については、体力に自信があり、単純作業や一人での作業を好む人には適性がある可能性を挙げた。重量物の運搬が多く体力は必須で、10か月で「ガタイが良くなった」と言われるほど筋力がついたという。黙々と作業を進めることが合う人、パッカー車の運転が好きな人にとっては魅力になり得るとした。
一方で、会社によっては長時間労働や人手不足、ハラスメントが存在する場合があるとして、面接時には1日の収集件数など具体的な業務量を確認すべきだと述べた。ささくれ氏の体験は、安易なイメージだけで転職を決めるリスクと、事前に労働環境を確認する重要性を示している。
ささくれ氏は、自動車部品工場に5年、コンビニに12〜13年勤務した。転職を考える中で、夜勤中に見かけたごみ収集員を見て「俺でもできそうだな」と感じ、動画サイトで「楽に働ける」「決まった時間に終わる」といった情報に触れ、運転に注意すればよい単純作業だと捉えて転職を決めたと話した。
入社後は、社長交代の影響で「従業員を大切にする」という方針のもと、新人研修は手探りで進んだ。夜勤部門に配属されると、担当の先輩は「効率の化け物」と呼ばれ、「普通の人が10時間かかるコースを8時間で終わらせる」ほどの速さで業務をこなしていた。ささくれ氏はついていくのに精一杯で、「基本走りっぱなし」だったという。
担当したのは病院や老人ホームなどの事業系ごみの収集で、袋は満杯に詰められており、1袋あたり約30〜40 kg。回収後はパッカー車(ごみ収集車)の天井が低い部分に投入し、積載物が埋まってくると整理のために何度も車体上部に上り下りした。勤務初期は、休憩なしの17時間労働(21時出勤、翌14時退勤)で、休みは週3日。自宅では寝るだけの生活になり、精神的に追い込まれて車内で涙が止まらなくなることもあったという。
入社2か月目には、退職者からの通報があったとみられ、労働基準監督署の監査が入った。会社は休憩時間を義務化する一方、出勤時間を21時から3時に変更。労働時間は6時間に短縮されたが、従来より早く終える必要が生じ、業務負担はむしろ増えたと述べた。
人手不足も深刻だった。入社7か月目にベテランが離職し、8か月目には最長勤続の先輩も離職。週休3日は週休2日、時期によっては週休1日になった。9か月目には夏の猛暑で脱水症状に苦しみ、10か月目には同期が収集中に靱帯断裂で離脱し、人手不足はさらに深刻化したという。
入社11か月目の夜間の収集作業中には、逆光で信号が見えづらく赤信号を直進し、ミラーを破損する物損事故を起こした。2度目の事故となり社長に謝罪すると、「お前の働き方が気に入らない」「仕事なめてんのか」との発言があったという。ささくれ氏は退職の意思を伝えたが、会社負担で取得した免許の費用返還義務があり、いったんは早朝部門への異動で引き止められた。しかし最終的には退職を選んだ。
仕事が向く人については、体力に自信があり、単純作業や一人での作業を好む人には適性がある可能性を挙げた。重量物の運搬が多く体力は必須で、10か月で「ガタイが良くなった」と言われるほど筋力がついたという。黙々と作業を進めることが合う人、パッカー車の運転が好きな人にとっては魅力になり得るとした。
一方で、会社によっては長時間労働や人手不足、ハラスメントが存在する場合があるとして、面接時には1日の収集件数など具体的な業務量を確認すべきだと述べた。ささくれ氏の体験は、安易なイメージだけで転職を決めるリスクと、事前に労働環境を確認する重要性を示している。
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