TeNYテレビ新潟

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北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父・滋さんが亡くなって6月5日で6年となります。妻の早紀江さんが会見に臨み、葛藤をにじませながら「解決まで親の使命だ」と救出を誓いました。

左手に三角巾を巻いて会見場に姿をみせた横田早紀江さん。転倒して肩を脱臼したといいます。

横田早紀江さん(90)
「急いでもいなかったのに、どうしてだったんだろうと思うぐらい。気を付けていて。弱ってるんでしょうねだんだん」

ことし2月、90歳になりました。

「もうこの歳になってくると、本当に会えないかもしれないな とこの頃思うようになってきましてね。体力が弱ってくるので。今までのように『会うまでは…』 と言っていても」

娘のめぐみさんが新潟市で北朝鮮に拉致されたのは1977年11月15日。

父・滋さんが桜の前でシャッターを切った写真はいま救出活動を呼びかける1枚となっています。

写真を撮ることが趣味だった滋さん。

横田滋さん
「やっぱり桜を見ますと、めぐみさんの写真。寄居中学校の前での写真は満開だったのでそのときの風景を思い出します」

最愛の娘との再会を果たせないまま、2020年6月5日に亡くなりました。

横田早紀江さん
「(滋さんの死から)6年が経ってしまって、こんなバカなことってないんじゃないかと、いつも(滋さんの)写真を見て朝から話してるんですけど、いつもニコニコ笑った写真で、 むなしいなと思いながら暮らしていますけど」

5月30日には東京都内で拉致被害者の救出を訴える国民大集会が開かれました。

出席した高市総理大臣は、「拉致被害者の皆様に一刻も早く祖国の土を踏んでいただくことが私に課せられた使命だ」と述べ、日朝首脳会談も含め、あらゆる選択肢を排除せず、早期解決を目指す決意を改めて示しました。

横田早紀江さん
「(北朝鮮がしたことに)もう本当に何て言ったらいいか、 煮えくり返るような悔しさでいっぱいですよね。でもそれで倒れちゃったらお終いだと思っているので、解決までは、はっきりとするまでは、頑張らなければならないと、使命だと親の使命だと思ってますので」

隣を一緒に歩く夫がいなくなってから6年。

自分の年齢と使命との葛藤の中、娘の救出を誓いました。