「ずっと一人ぼっちでいた…」浦和MF阿部、“約5分間の中断”も集中切らさず決勝PK弾
残り2分となった後半43分だった。PA内でFWズラタンがDFグローリに倒されたとして、浦和レッズにPKが与えられると、シャペコエンセの選手は猛抗議。韓国人のキム・ジョンヒョク主審を取り囲んで抗議を続ける中、キッカーを務めるためにボールを持った阿部勇樹は一人集中していた。
時間にして約5分間の中断。「どれだけ集中できるか。ずっと一人ぼっちでいました」。そして、ピッチ上が落ち着き始めると、阿部がペナルティースポットへと向かう。相手GKジャンドレイがなかなか守備につかなかったものの、その間も集中力を切らさず。ゆっくりとした助走から、右足で蹴り出したボールはゴールネットを揺らし、決勝点が生まれた。
(取材・文 折戸岳彦)

