ドイツ戦車といえばパンターやティーガーが代表格ですが、一方でI号戦車は地味すぎる存在です。しかし練習用や習作として開発されたこのI号戦車は、名前のとおり後の戦車王国の原点となります。靖国神社に「ソビエト製」として展示1939(昭和14)年1月、東京の靖国神社で、中華民国から鹵獲(ろかく)された「ソビエト製鹵獲戦車」1両が展示されました。実際は、ドイツ製I号戦車でした。「ソビエト製」と偽装されたのには、当時