福島みずほ氏の公式Xより

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社会民主党の福島みずほ党首が1日に行った定例会見で、辺野古沖で発生したボート転覆事故について「コメントする立場にない」と繰り返し発言し、ネット上から批判を集めている。

3月16日に発生したこの事故。修学旅行の平和学習の一環で沖縄を訪れていた京都の同志社国際高校の生徒が、米普天間飛行場の辺野古移設の反対運動に使用されている抗議船に乗り、2隻が転覆したこの事故。事故では、船長と女子生徒の2人が死亡した。

一方、今回問題となっているのは、社民党の幹事長の服部良一氏が19日に国会周辺で行われたデモで行ったスピーチ。服部氏は「そもそも、辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです。海を埋め立てるのが悪いんです」と主張し、「こんなことをしなかったら、事故も起こらなかったわけですから、本当に悔しくてたまりません」と持論を展開した。

この発言について、定例会見で記者が福島氏に「どう思いますか?」と質問したところ、福島氏は「別にコメントする立場にはないと思います」と回答を拒絶した。

党首としてのコメントを求められるも……

これに対し、記者が「いやいや、党首だから」と指摘するも、福島氏は「別にコメントする立場にはありません」と再び拒否。

記者が「社民党の幹事長として呼ばれた場面での発言に対する、社民党の党首として発言をお願いしたい」と繰り返すも、「詳細をあまり知りませんし。報道ベースでは分かっておりますが、それについて、とりわけ議論しておりませんのでコメントは差し控えます」と話していた。

なお、福島氏は事故が発生した翌17日にXで、「辺野古で金井創さんと高校生のお二人が亡くなられてショックですし、悲しいです。言葉もありません」とつづり、「船に乗せてもらい見学をしたことがあります」と、抗議船に乗ったことがあることを明かしていた。

福島氏の会見にネット上からは、「これは逃げちゃ駄目でしょう」「ひどい」「これをコメントする立場にないなら党首なんて辞めちまえよ」「与党を批判する資格は無いな」「記者会見する意味や価値がありますか?」という批判が殺到している。

幹事長の発言に対し、「ノーコメント」を貫いた福島氏。党首としての無責任さに批判が集まる事態になってしまった。