津田寛治、母親の介護に心残り「仕事の忙しさにかまけて、妻に任せっきりだったから」
笑いあり、涙あり、心温まるヒューマンドラマである本作は、実話から生み出された映画で、江戸っ子気質である父親の”在宅介護”を通じ「人はどう生き、どう死と向き合うのか」という問いかけのヒントが浮かび上がるものだ。
主演の津田は、お亡くなりになった母親の介護を思い出し「未だに心残り」と口にした。「自分の母親が認知症になり、施設に入って、その後、旅立っていきました」と説明し「その時の自分は、仕事の忙しさにかまけて、(介護は)妻に任せっきりだった。僕は、未だに心残りで…。一つでも出来ることがあったらやれば良かった」と後悔を見せた。
一つ、思いがけない出来事もあったそうで「最後の日のことなのですが、僕が『じゃあ、これで家に帰るからね』と言って部屋から出て行こうとしたら、おふくろも『一緒に帰る』って言うんです。実は、その一言が、おふくろの最後の言葉。その後、おふくろは亡くなってしまったんです…」としんみり話した。
ちなみに、厚生労働省の調査によると、2020年度の要介護(要支援)認定者数は約682万人で、その内、在宅介護者は413万人というデータが発表されている。在宅を希望しても実際に看取れるのは15%程度だという。このことは、誰もが将来的に向き合うであろう現実で、その割合が示されている。今回の映画では、自宅で見送ることを決意した家族の物語を新しい視点で描いている。
▼ 映画『自宅でありがとう。さようなら』予告映像
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