道路脇にしゃがみ込む女性、声かけたら「大丈夫」…「通報するか迷った」が帰宅後に再び現場へ
群馬県警桐生署は、桐生市内で夜間に道に迷っていた70歳代の女性を保護したとして、同市相生町の美容師新井政江さん(75)と長男の哲夫さん(50)親子に感謝状を贈った。
同署によると、2人は3月22日午後9時30分頃、自宅近くを乗用車で走行中、道路脇にしゃがみ込んでいる女性を発見。車を止めて声をかけたところ、女性が「大丈夫」と答えたため近くの空き地に誘導した。いったん帰宅したが、家族から「見に行った方がいい」と言われたこともあり、10分後に大学生の孫らとともに再び現場へ。
女性がいなくなっていたため、周囲を車で捜索、路地から出てきた女性を見つけて哲夫さんが110番した。新井さんらはパトカーが来るまでの間、近くのコインランドリーで、ペットボトルのお茶を飲ませるなどして女性を励まし、駆けつけた警察官が女性を自宅に連れて行った。女性にけがはなかったという。
桐生署で4月27日、2人に感謝状を贈った黒沢泉署長は「周囲は交通量も多く2人の行動がなければ危ない状況だった」とたたえた。新井さん親子は「女性の受け答えがしっかりしていたので最初は通報するか迷った。再び現場に行き、結果的に何事もなくてよかった」とホッとした様子で当時を振り返った。
