《京都小学生死体遺棄》安達結希くん母親が吐露した「絶対に1人じゃやっていない」“女霊媒師”に明かした、夫逮捕後の揺れる心中〉から続く

 3月23日、京都府南丹市内の小学校に通う当時5年生の安達結希くん(11)が行方不明となり、4月13日に遺体で見つかった事件。16日の未明に逮捕されたのは、義父で会社員の安達優季容疑者(37)だった。4月22日配信の「週刊文春 電子版」記事より一部を抜粋してお届けする。

【画像】結希くんの母親と容疑者が勤務していた工場

結希くんの遺体を自宅近くの公衆トイレに“一時保管”


捜索活動には安達優季容疑者も参加していた

 世間を騒がせ続けた行方不明事件は、安達優季容疑者がついた“嘘”から始まっていた。

「事件の発端は、3月23日。朝食を一緒に食べた親族の証言により、この日の朝までは結希くんの生存が確認されています。その後、義父が車で学校近くまで送った後、結希くんが“失踪”。警察の捜索が始まりました」(捜査関係者)

 当初、優季は警察や学校に対し「結希くんを車から降ろした」と説明した。

「しかし、警察は初めから義父を疑っていた。義父の車のドライブレコーダーの映像が、一部意図的に消されていたからです。自らの足取りを隠すため、証拠隠滅を図ったとみられています」(前出・捜査関係者)

 捜査が進むにつれ、こうした隠蔽工作以外にも、義父の犯行を裏付ける証拠が次々と露呈している。

警察が義父のスマホのデータを解析したところ、結希くんが行方不明になった当日、『死体を遺棄する方法』をネットで検索していたことも判明。さらに、位置情報の履歴によって、結希くんの遺体を自宅近くの公衆トイレに“一時保管”する等、複数の場所に遺体を移動させていたことも分かりました」(前出・記者)

「まったく慌てた様子もないから、なんか変だなって」

 地元の住民たちも義父を疑っていた。

「あれは3月31日の昼頃のことでした。お客さんやと思って席に案内しようとしたら『客じゃないんです』って言われてさ」

 そう明かすのは南丹市内のとある焼肉店の店主だ。

「髪の毛が長くて眼鏡をかけたもっさりとした男が『この子知りませんか』と言ってビラを持ってきたのよ。無表情で名乗りもせず、目も合わせない。結希くんの名前すら言わず、まったく慌てた様子もないから、なんか変だなって」

「結希くんの名前も言わなかった」

 店主がビラを受け取ると、優季はすぐに退店。

「そしたら、店の入口のドアからずいぶん離れた外の場所でゆっくりと頭を下げていたんです。なんであんなに遠くで頭を下げてるんやろうって、不気味に見えましたわ」(同前)

 市内にあるパン屋の店員はこう回想する。

「私の店には夫婦で来られました。奥さんは見た感じ化粧をしていなくて、旦那さんは眼鏡をかけていた。旦那さんは下を向いて『この子を探してます』ってボソッと。いま思えば“どうしても見つけたい”っていう感じがしなくて、結希くんの名前も言わなかった」

 義理の息子を殺害しながら何くわぬ顔でビラを配った優季は、これまで一体どんな人生を送ってきたのか。

《この続きでは、▶失踪2日後から母が打ち明けた「再婚」「父子関係」「夫への疑念」  ▶リュック発見当日、防犯カメラに映る黒いカローラの謎 ▶義父同僚の証言「結希くんを殴り…」「再婚で人相が変わった」 ▶幼少期の極貧「借金取りにお年玉を取られ」…などのトピックを詳報している。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月23日(木)発売の「週刊文春」で読むことできる。また担当記者による解説動画も配信中》

〈《京都小学生死体遺棄》安達結希くんの母が霊媒師に語った「共犯説」、義父同僚が語る「結希くんを殴り…」「再婚で人相が変わった」、同級生の証言…行方不明事件の真相〉へ続く

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月30日号)