「もはや無双状態」SixTONES松村北斗が日本アカデミー賞でも3冠!出演作に“ハズレなし”と断言できる理由
松村さんは昨年12月に、雑誌『ViVi』(講談社)の「ViVi国宝級イケメンランキング」ADULT部門で1位を獲得し、過去のNEXT部門1位、NOW部門1位と合わせ、史上初の3冠を達成したばかり。
◆オーラを潜め“普通の人”を完璧に体現する凄み
松村さんの俳優としての真髄は、“普通の人”を完璧に体現できる凄みにあります。多くの人がそれを最初に目の当たりにしたのが、2021年後期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でしょう。松村さんがヒロインの優しき夫・雉真稔として「稔さんブーム」を巻き起こしました。
それ以来、個人の知名度を上げた松村さんは、SixTONESの中心としてグループ人気も牽引。ロックやR&Bを取り入れるなどアイドルとしてはアーティスティックなSixTONESにおいて、松村さんもパフォーマンス時には独特のオーラを放ちながら美声を奏でます。
今やドームツアーを敢行するSixTONESメンバーとして、スーパースターでもある松村さん。しかし俳優としてはそのオーラを潜ませ、自然な日常会話を繰り広げ、松村北斗としてではなく役として生きることができるのです。
その一方で過剰に目立とうとしていなくとも観る人の視線を奪ってしまう……という点では、アイドル時と俳優時で共通しています。
◆29歳と44歳の“同一人物”を演じ分ける実力
昨年の活躍ぶりを振り返ると、まず優秀助演男優賞を受賞した映画『ファーストキス 1ST KISS』が2月に公開されました。監督・塚原あゆ子氏、脚本・坂元裕二氏で、主演は松たか子さん。松村さんは主人公である硯カンナの夫・駈を演じました。
カンナは、交通事故で駈が亡くなった未来を変えるため、彼と出会う直前に何度もタイムトラベルをします。そのため、松村さんは実年齢に近い29歳と、年齢を経て感情に乏しくなった44歳の駈の両方を演じ分けていきます。
◆まるで「本当にいる」かのような存在感
何度タイムトラベルを繰り返しても、29歳の駈はカンナを好きになってしまう。松村さんがひょうひょうと、しかし真摯に想いを伝えるので、そのピュアさに胸を打たれてしまいます。また、専門的な話をまくしたてるオタク気質な一面も、ナチュラルに醸し出されていました。
下手をすれば、朴訥で純粋な駈はファンタジーの中の人物に見えてしまう。それを、等身大で飾らない松村さんが演じることで、現実のリアリティを持って提示してくれるのです。
スーパースターなはずなのに、観客に「本当にそこにいる」という安心感を与えてくれる。丁寧に言葉を紡ぐ松村さんの優しい声色がそうさせているのかもしれません。
また、駈の悲劇的な未来をカンナが変えようとしますが、彼は当然のようにある選択をします。これが本当に「らしいな」と思ってしまう。駈に松村さんが憑依しているので、「松村北斗らしいな」とも「駈らしいな」とも思える説得力があります。
同時に松村北斗にときめいているのか、駈にときめいているのか分からなくなる。異なる作品では全く違う人物を演じ分けていても、毎回その人物が本当に存在するかのように見えてしまうため、どれが本当の松村さんなのかと困惑するほどです。
◆新海誠監督「もっとも信頼する俳優」と絶賛
昨年10月には、優秀主演男優賞を受賞した『秒速5センチメートル』(東宝)が公開されました。松村さんは主人公・遠野貴樹役で、高畑充希さんがヒロイン・篠原明里を演じています。

