「気分が悪い。日本の文化はそんなんじゃない!」ベネズエラ主砲アクーニャが日本戦後に放った“寿司発言”が議論百出 論争となった発信の“真意”【WBC】

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日本戦後にSNSでエキサイトしたアクーニャJr.の放った言葉は波紋を呼んだ(C)Getty Images

「俺たちは寿司を食ったぜ! 全員で寿司を食ったんだ! で、奴ら(アンチ)はどこだ。どこにいるんだよ」

 ロナルド・アクーニャJr.の叫びは、王者から勝利に興奮した感情を爆発させるようでもあった。

【動画】日本撃破に大興奮! 試合後のロッカーでアクーニャJr.が叫んだ「寿司を食らったぞ」

 現地時間3月14日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝で、ベネズエラ代表は、野球日本代表「侍ジャパン」を5-8で撃破。2009年大会以来のベスト4進出を決めた。

 前回王者にして、連覇を有力視されていた日本を破った。これにベネズエラナインは沸き立った。先頭打者本塁打を放ち、侍ジャパン撃破の殊勲者となったアクーニャJr.もエキサイトした一人だった。

 冒頭の言葉は、彼が自身のTikTokのライブ配信内でクラブハウス内の模様を流した際に、絶叫した言葉だった。映像を見る限り、おそらく本人に侮辱的な意図はない。あくまで“ノリ”で日本を「寿司」を表現した。

 当然、アクーニャJr.の言葉を“強豪・日本”を破ったからこその感情的なセレブレーションだと汲み取るファンや関係者が大半を占めた。一方、ネット上で28歳の言動を「敗者への侮辱ではないか」と見る向きもあった。

 アクーニャJr.とはオーストラリアでのウインターリーグ時代から10年来の顔見知りだという、ポッドキャスト番組『The Big Leagues Daily』の司会を務めるダン・クラーク氏は自身のXで「彼はいつも本当に優しくて、礼儀正しい男だ」と説明。その上で「日本を破った後の“WE ATE SUSHI!”という動画は、私の意見ではかなり印象が悪い」と断じた。

 さらに「皆さんはどう思う?」と投げかけたクラーク氏の投稿には賛否両論が噴出。「気分が悪いし、日本の文化はそんなんじゃない」「わざわざSNSで発信する必要性があったとは思えない」「言う必要はない」と反発の意見が相次いだ一方で、「ラテン文化を理解してくれないか」「『寿司を食べた』って発言が人種差別だって? まったく馬鹿げている」「攻撃的な意図は全くない」「何でも問題にすべきじゃない」といったアクーニャJr.を責めるべきではないという声も目立った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]