『この夏の星を見る』(左から)メインビジュアル、サブビジュアル ©2025「この夏の星を見る」製作委員会

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 7月4日に公開される桜田ひより主演映画『この夏の星を見る』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

参考:岡部たかし、堀田茜、朝倉あき、近藤芳正ら、桜田ひより主演『この夏の星を見る』出演決定

 本作は、2021年から2022年まで全国各日の新聞に順次掲載され、2023年にKADOKAWAから刊行された辻村深月の同名小説が原作の青春映画。コロナ禍を背景に、登校や部活動が次々と制限され、さらには緊急事態宣言に直面し、大人以上に複雑な思いを抱える中高生たちの青春を描く。

 主人公の茨城県立砂浦第三高校の2年生・溪本亜紗を桜田が演じ、ショートフィルム『ワンナイトのあとに』の山元環が監督、『ケの日のケケケ』(NHK総合)の森野マッシュが脚本を務めた。音楽は、『ルックバック』で音楽と主題歌を担当したharuka nakamuraが手がける。

 コロナ禍に覆われた2020年。部活動を制限された中高生たちが挑んだのは、リモート会議を駆使して同時に天体観測をする競技「オンラインスターキャッチコンテスト」。茨城、東京、長崎五島の中高生が始めたこの活動がやがて全国に広がり、ある奇跡をもたらしていく。

桜田ひより主演『この夏の星を見る』予告編 公開された予告編では、劇中映像が初めて公開された。コロナ禍の緊張感や喪失感、不安や戸惑いを感じさせながらも、主人公たちの前向きな表情が描かれている。映像面では、東京ではコロナ禍の静かな街の様子、茨城の美しい桜並木、五島の雄大な自然という3つの舞台それぞれの場面とともに、青春を輝かせる主人公たちのさまざまな心の動きも表現。さらにこの作品の主題でもある壮大な星空も映し出されている。

 メインビジュアルは、「2020年、あの時を生きた君たちへ」というコピーとともに、月のような円形の中で主人公・溪本亜紗を演じる桜田が望遠鏡を覗くシーンが切り取られている。あわせて公開されたサブビジュアルでは、圧倒的な美しさの星空と、物語における心象風景を写し出したカットによって、星空の下で繰り広げられる青春群像劇の世界観が表現されている。

 予告編とあわせて公開された主題歌「灯星」は、映画の音楽を担当したharuka nakamura が作詞・作曲を手がけ、ヨルシカのボーカルであるsuis from ヨルシカが歌唱を担当。nakamuraは「夕暮れにひとつの星が登ってくるような、そこまで駆け抜けていける。御守りのようなうたです」と楽曲のイメージを語り、suisは「星を見る気持ちで作品に寄り添う歌が歌えればと思いました」と収録時を振り返った。

【コメント】⚫︎haruka nakamura(音楽)suisさんの歌声はとても儚く、でも芯のある美しさをお持ちですよね。今回がはじめましてでしたが、このコラボレーションは相乗効果となる予感がしていました。主題歌「灯星」が流れてくることで、作品として光を灯すような希望が持てる。夕暮れにひとつの星が登ってくるような、そこまで駆け抜けていける。御守りのようなうたです。歌詞についても、原作の辻村深月先生のメッセージを大切に想って書かせて頂きました。

⚫︎suis from ヨルシカ(主題歌)私も星を見上げるのは日課なので、日常的な感情ではありますが、同じ星を見る気持ちで作品に寄り添う歌が歌えればと思いました。自分なりにどう表現できるかというプレッシャーも感じつつ、haruka nakamura さんの世界を作る力に身を委ね、楽曲の世界に没入させていただきました。(文=リアルサウンド編集部)