玉袋筋太郎が思う“美しく枯れている良いオンナ”とは?「そういう人のほうが可愛いよ」
お笑いコンビ・浅草キッドの玉袋筋太郎さんがレギュラー出演する、趣ある町中華めぐる番組『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS 毎週月曜よる10時)。玉袋さんは昭和文化をこよなく愛し、生粋の町中華好きとしても知られています。
前編では、改めて、町中華の魅力を語ってもらうと共に、ひとりでは入店するのを躊躇っているおひとり様の背中を押してもらいました。
後編では、玉袋さんの実際にあった“町中華での良い話”、そして最後に、おひとり様の背中を押してもらうとってもシンプルな言葉をいただきました。
◆「どんな天才作家でも台本に書けない」清田みくりの言葉
――『町中華で飲ろうぜ』には2024年4月から元乃木坂46で俳優の樋口日奈さん、俳優の清田みくりさんが新メンバーに加わりました。玉袋さんからどう映っていますか?
玉袋:びっくらこいたよ。俺は町中華にはよく行くし、これまでもそういう環境で生きてきたけれど、そうではないみくりちゃんや日奈ちゃんを見てると「すげぇや」って思うもんね。みくりちゃんには「エスパー」って愛称を名付けたんだけど、餃子を頼んでさ、小皿出されて「タレの作り方がわからない」なんて言うわけよ。Uber世代だから。出前のおかもち見て「知らない」ってさ。ありゃエスパーだよ。
俺なんかじゃ絶対考えられない行動を取ったり発言をするわけさ。「オイスターソース」を聞き間違えて「おいしさソース」って言うからね。そんなん普通出ないよ。どんな天才作家でも台本に書けない。そんなところが女子メンバーの面白さだと思いますよ。
◆正直もう普段は町中華を食べたくないよ。それでも……
――玉袋さん流の町中華メニューの組み立て方はありますか?
玉袋:俺は普通だよ。でもさ、昔の飲食店ってビールを頼んだら、必ず柿の種とかちょっとしたつまみがくっついてきたわけ。今はそれがないよね。スナックなんかに行くと、ママが作ったマカロニサラダがちょっと出てくるみたいなことがあるんだけど、そこには喜びがあるんだよね。俺もこの番組で週に何回かロケに行くから、正直もう普段は町中華を食べたくないよ。それでも通っちゃう店があるんだよ。
――カメラがまわってなく通う町中華があるんですね。
玉袋:まわってないよ。でもさ、もうその店の人とはツーカーな関係だし、本当は番組でも紹介したいよ。それで「ママ、マスターお願い。『町中華』出てよ」って言ったことがあるんだけど、「ありがたいんだけど、うちはいいよ」って言うんだよ。俺なんて10数年通っているんだから許してくれると思うじゃん。そこが俺の浅はかなところだったね。「うちは夫婦だけでやってるし、紹介されて人が増えちゃって、常連さんが来られなくなっちゃうのが困るから」ってさ。実は、この番組はオファーを断られる率が高いんだよ。でも「うちはいいです」って言われても「嫌な野郎だな」とは決して思わないね。
――“今いる常連を大事にしたい”という気持ちの表れですもんね。
玉袋:そうそう。そういう心の機微みたいなものも通っていくうちにわかるかもしれないし、女子SPA!の読者もいろんなドラマとか好きだと思うけど、与えられたものばかり楽しむんじゃなく、自分から物語の中に入っちゃえばいいよ。その上、ご飯も食べられるっていうね。
◆レバニラ食ってて感無量だった
――玉袋さんのように町中華ロケに頻繁に行っていても、“つい行きたくなっちゃう店がある”というのはすごく幸せですよね。
玉袋:本当だよ。それとさ、自分が小さい頃に通っていたお店の事を思い出せばいいんだよ。うちは商売をやっていたし、親父も呑兵衛だったんだけど、日曜になって家族でメシ食いに行くとなると「チャーハン食いたい」となって町中華に行くのよ。そこで俺も幼いながら、お店の人たちの家族構成とかも見てるわけ。
前編では、改めて、町中華の魅力を語ってもらうと共に、ひとりでは入店するのを躊躇っているおひとり様の背中を押してもらいました。
後編では、玉袋さんの実際にあった“町中華での良い話”、そして最後に、おひとり様の背中を押してもらうとってもシンプルな言葉をいただきました。
◆「どんな天才作家でも台本に書けない」清田みくりの言葉
玉袋:びっくらこいたよ。俺は町中華にはよく行くし、これまでもそういう環境で生きてきたけれど、そうではないみくりちゃんや日奈ちゃんを見てると「すげぇや」って思うもんね。みくりちゃんには「エスパー」って愛称を名付けたんだけど、餃子を頼んでさ、小皿出されて「タレの作り方がわからない」なんて言うわけよ。Uber世代だから。出前のおかもち見て「知らない」ってさ。ありゃエスパーだよ。
俺なんかじゃ絶対考えられない行動を取ったり発言をするわけさ。「オイスターソース」を聞き間違えて「おいしさソース」って言うからね。そんなん普通出ないよ。どんな天才作家でも台本に書けない。そんなところが女子メンバーの面白さだと思いますよ。
◆正直もう普段は町中華を食べたくないよ。それでも……
――玉袋さん流の町中華メニューの組み立て方はありますか?
玉袋:俺は普通だよ。でもさ、昔の飲食店ってビールを頼んだら、必ず柿の種とかちょっとしたつまみがくっついてきたわけ。今はそれがないよね。スナックなんかに行くと、ママが作ったマカロニサラダがちょっと出てくるみたいなことがあるんだけど、そこには喜びがあるんだよね。俺もこの番組で週に何回かロケに行くから、正直もう普段は町中華を食べたくないよ。それでも通っちゃう店があるんだよ。
――カメラがまわってなく通う町中華があるんですね。
玉袋:まわってないよ。でもさ、もうその店の人とはツーカーな関係だし、本当は番組でも紹介したいよ。それで「ママ、マスターお願い。『町中華』出てよ」って言ったことがあるんだけど、「ありがたいんだけど、うちはいいよ」って言うんだよ。俺なんて10数年通っているんだから許してくれると思うじゃん。そこが俺の浅はかなところだったね。「うちは夫婦だけでやってるし、紹介されて人が増えちゃって、常連さんが来られなくなっちゃうのが困るから」ってさ。実は、この番組はオファーを断られる率が高いんだよ。でも「うちはいいです」って言われても「嫌な野郎だな」とは決して思わないね。
――“今いる常連を大事にしたい”という気持ちの表れですもんね。
玉袋:そうそう。そういう心の機微みたいなものも通っていくうちにわかるかもしれないし、女子SPA!の読者もいろんなドラマとか好きだと思うけど、与えられたものばかり楽しむんじゃなく、自分から物語の中に入っちゃえばいいよ。その上、ご飯も食べられるっていうね。
◆レバニラ食ってて感無量だった
――玉袋さんのように町中華ロケに頻繁に行っていても、“つい行きたくなっちゃう店がある”というのはすごく幸せですよね。
玉袋:本当だよ。それとさ、自分が小さい頃に通っていたお店の事を思い出せばいいんだよ。うちは商売をやっていたし、親父も呑兵衛だったんだけど、日曜になって家族でメシ食いに行くとなると「チャーハン食いたい」となって町中華に行くのよ。そこで俺も幼いながら、お店の人たちの家族構成とかも見てるわけ。