健康志向の高まりから、筋トレブームが長く続いています。夫が筋トレを始めたら、見た目も健康にもいいことづくめ…と思いきや、筋トレに狂いすぎた夫にうんざりしている妻も多いようです。

ESSEonlineは筋トレにハマりすぎた夫の実態を取材。妻たちの本音を聞いてみました。

筋トレにハマりすぎた夫へ。妻たちの不満の声




夫が筋トレにハマりすぎてしまったら…(※写真はイメージです)●元デブだった夫がハマりすぎて自宅をジム化

「もともと太っていた夫は、暴飲暴食ばかりで無趣味でした。会社の健康診断で脂質異常症を指摘され、私から運動をしたら? と提案し、筋トレを始めることに。最初はどんどんやせていく夫を見直しましたが、気がつけば『腹を割りたい!』とハマりだし、週2回から1日おきにフィットネスジムに通い。家にほとんどいなくなり、私がつくる食事もまったく手をつけなくなって…。

それで文句を言ったところ、自宅にベンチプレスやダンベルが届いたんです。ただでさえ狭い家なのに、休みの日も筋トレを始められて非常に邪魔です。これなら外にいてくれた方がまだマシでした…」(39歳・会社員)

●筋トレにハマるあまり夫がユーチューバーに


動画を観る側では飽き足らず、配信する側に(※写真はイメージです)「ネットでいろんな人の筋トレ動画を日々漁っていた夫が、自分もユーチューバーチャンネルをつくってしまいました。もちろん、素人なのでまったくお金になりません。完全な趣味です。にもかかわらず、器具、プロテイン、サプリなどの新商品を紹介する動画をコツコツつくっています。毎日のようにアマゾンから筋トレに関するグッズが届いてムダ遣いばかり。さらに毎日3〜4時間動画の編集をしているので、夫婦の時間がまるでなくなってしまい、さみしい」(29歳・アルバイト)

●ボルダリング夫は家ではタンパク質の話ばかり…

「2年くらい前からボルダリングにハマり、週に4〜5日は通っている夫。ボルダリングのイベントがあれば地方などにも行ってしまいます。家でも懸垂(けんすい)をしており、どこでもぶら下がりたがるので、腕の筋肉がどんどん育っています。それだけならまだいいのですが、食事はとにかくタンパク質重視。タンパク質の効率的な摂り方など、私の料理にも文句を言うようになり、内心うんざりしています」(30歳・パート)

続いては、夫が筋トレにハマったせいで困ったことをご紹介します。

過度な筋トレで困るのは、「家計圧迫」「筋肉自慢」がダントツ



●とにかく筋トレはお金がかかる!


ジム通いもお金がかかります…(※写真はイメージです)夫が健康なことはいいこと。ところが、筋トレのためには、食費、プロテインやサプリ、必要なら器具の購入、フィットネスジムの月謝、雑誌代など、あらゆるお金がかかってしまいます。

「1日3食、タンパク質が必要だと言われ、冷蔵庫には常に肉類のストックがないといけません。また、トレーナーから『食べる量を増やせ』と言われたそうで、スーパーへの買い物を週3回しています。節約したいのにいつ終わるんでしょう」(37歳・専業主婦)

「体形がガリガリからマッチョになってしまったため、これまで着ていた洋服がすべて着られなくなり、買い替えるハメに。ただでさえ、子ども服でもお金がかかるのに、まさか夫まで一緒に成長するとは思いませんでした…」(32歳・パート)

●頼んでもいないのに上から目線のアドバイス

どうせなら、夫婦で筋トレをすればいいのでは? そう考えて、夫の趣味に一緒に付き合うようになった妻もいます。ところが、同じ土俵に立ってしまったがために面倒なことになることも多いようで…。

「家では、鬼教官のようにダンベルの持ち方、腹筋の仕方、なにからなにまでいちゃもんをつけられます。私は私で疲れている日があるのに、『今日、筋トレした?』『食べすぎてない?』といちいち確認。太ってくると『最近たるんでるね〜』とマウントしてくるのでムカつきます」(40歳・会社員)

「毎日、ジムにいくたび、SNS投稿のために写真撮影をせがむ夫…。私から見れば毎日の変化はそんなにわからないのですが、筋トレで自信をつけたようで、すっかりナルシストになりました。正直、浮気を疑います」(36歳・パート)

そのほか、「筋トレのことしか考えなくなって、会話がつまらなくなった」「糖質制限に口うるさくなり、家でお菓子が食べられなくなった」といった小さな不満も聞かれました。

とはいえ、筋トレはけっして悪いことではありません。
「夫と2人でパーソナルトレーニングを始めたおかげで、夫婦で同じ目標に向かうことができたので絆が深まりました。心身が健康になり、いいことづくめです」(38歳・会社員)「もともと自分もマッチョが好き。夫が筋肉の状態をちょくちょく鏡で確認しているのを見ると、バカだけどかわいいなぁと思います」(41歳・パート)といった肯定的な意見もあったので、うまくつき合っていくと夫婦仲が好転するきっかけになるかもしれませんね。

<取材・文/ESSEonline編集部>