待ち合わせは「駅or店」どちらが正解?女が思う、ベストな集合時間と場所とは:デートの答えあわせ【A】
これまで3カ月にわたり、男性とのLINEのやりとりを厳しくジャッジしてきた女性たち。
しかしそれはLINEだけでは終わらない。次のステップ、「デート」でも同様だ。
LINEよりも難易度が高い『デートの答えあわせ【A】』で、その本音を探っていこう。
2回明日香とデートを重ねた後、音信不通になった祐志。
その答えや、いかに。

祐志さんとの出会いは、流行りのマッチングアプリだった。
ちょうど彼氏と別れ、誰かいい人がいないかなと気軽な気持ちで使い始めたが、意外に面白くてすぐにハマってしまった。
33歳、独身。経営コンサルタント。
年収も悪くないし、顔も嫌いじゃない。向こうからメッセージが来ていたのでそれに丁寧に返信をし、私たちはアプリ上でマッチングした。
しばらくやり取りを続け、LINEのIDを交換したところで早速食事にでも行きましょう、という流れになった。
アプリというのは分かりやすい。
皆出会いを求めているから、テンポが良い。まどろっこしい駆け引きとかなしに話が進むのは有難い。
実際に会えるのを楽しみにしていたけれど、祐志さんから来たデートの詳細LINEに、私は一瞬手を止めた。
-明日、19時過ぎにお店を予約しました。外苑前駅の改札出たところに、19時でどうでしょう?
このメッセージを読んで、このデートに対する期待値が一気に下がった。
この誘い方で悪かった点はどこ!?女が見ているポイントとは
A1:初デート待ち合わせ場所。明るい駅は嫌。
駅の改札で待ち合わせなんて、いつぶりだろうか。
百歩譲って、地下鉄の駅を出て何番出口か指定されるならば良い。けれども、人の多い改札で待ち合わせは避けたいところ。
人の多さだけでなく、煌々とした蛍光灯の元で初めて顔を合わせなくない。
男性は気にならないかもしれないが、女性は明るすぎる蛍光灯の光を嫌う。
肌の調子、毛穴が丸見えになる気がするし、ムードも何もない。
薄暗いレストランの照明は、女性を美しく見せてくれる魔法がかかっている。だからレストラン待ち合わせにしたかった。
-駅の改札口待ち合わせは、ないでしょ...
そう思いながらも相手の気分を害さぬよう、さりげなく店集合に変えてもらい、私は仕事後にそのままタクシーで店へと向かった。
◆
祐志さんが指定してくれた『ガル エデン』は、誰かのご自宅にお邪魔して食事をしているかのような、暖かくてどこか懐かしい気になるお店だった。

店に入ると、周囲の様子を窺っている男性が目に入る。祐志さんだった。
写真で見るより実物の方が更に素敵だと思いながら、 少し緊張気味に初デートは始まった。
しかしデーティングアプリでお互いの素性は知っているし、既に何回もメールのやり取りをしているので、初対面なのにすぐに打ち解けられた。
デート開始から30分、会話もスムーズに進み出した頃、不意に本音が漏れる。
「祐志さん、実際にお会いした方が全然いいですね!こんな物腰が柔らかい方だと思っていませんでした。」
本音だった。
実際に会ってみると、祐志さんの人柄の良さがよく伝わってくる。
肩書きや顔からして、強くてちょっと自己中な男性の可能性もあると思っていたけれど、祐志さんは非常におっとりしていた。
それは食事中にも節々に表れており、食べるスピードも結構遅い。決して悪いことではないのだけれど、祐志さんには独特のテンポがあった。
「祐志さんって、マイペースですよね?」
「...そうかな。そうかも。」
妙な間があり、少し調子が狂う。しかし、性格が良いことには間違いない。
ゆったりとした時間が流れる食事を終え、外に出る。
“次に行きますか?”と言われたらどう答えようか一人で考えていたところ、初回のデートは、あっさり1軒目で解散となった。
しかしこの引き際の潔さは、心地よい。
“またすぐに”と約束して、初回のデートはお開きとなった。
細かいところからズレていく差。集合時間も見られている!
A2:集合時間は、早すぎても遅すぎてもいけない
初回のデートから何回かLINEのやり取りを続けていたところ、再び祐志さんからの誘いがやってきた。
-次は、美味しいトリュフを食べに行きませんか?
思わず、ゴクリと喉がなる。トリュフは大好物だった。
行かない理由はどこにも見当たらない。“もちろんです”と返信をし、私たちの2回目のデートが決まった。
しかしまた、ここで私は祐志さんに違和感を覚える。
待ち合わせ時間が、21時だったから。
さすがにこれは遅すぎないだろうか...前回の待ち合わせ時間は19時。これはこれで、仕事をしている身からすると早すぎる。
19時なんてまだ社内にはたくさん人がおり、上司だっている。にゃんにゃんOLみたいに18時きっかりに、早々に上がれる訳ではない。
そうかと言って、21時からの約束は正直、辛い。そんな時間から食事をしたら、終わりは一体何時になるのだろうか?
なぜその中間、20時前後という良い塩梅の時間がないのだろうと考える。
祐志さんは自分でコンサルをしているため時間に融通が効くかもしれないが、こちらは会社員。
デート前から、少しモヤモヤした気分になった。

◆
そして迎えた2回目のデート。
そんな気持ちを抱えたままデートをしていても、良い方向には進まない。のんびりとした食べるぺースも、話している時の独特の間も気になってしまい、気が散漫していた。
一通り食事が終わり時計を見ると、もう23時過ぎだった。
-そりゃ開始時間が21時だったら仕方ないか...
そう思いながら店を出た。
タクシーに乗ってそのまま帰ろうと思っていたが、祐志さんは当然のごとく「駅まで一緒に行こう」と言い始めた。
しかしそんなの冗談じゃない。ピンヒールで西麻布から六本木駅まで歩くなんて、まっぴらごめんだ。
「私、タクシー乗っちゃいますね。」
「本当?駅まで送らなくて大丈夫?」
マイペースな祐志さんはのんびりした口調で気にかけてくれたが、そもそも駅まで歩きたくないのだ。
「大丈夫ですよ〜。今日はありがとうございました。また今度」
そう言いながら、さっさとタクシーに乗り込んだ。
お店が分かりにくい場所にあり、気を遣って駅集合にしてくれるのも嬉しいし、夜道を心配してくれるのもありがたい。
しかし、そもそも私は普段から電車にあまり乗らない。彼とは、常識が違うようだ。
いい人かもしれないけれど、この人とはきっと合わないだろう。そう思いながら、私はまた次のデート相手を探すため、タクシーの中でアプリを開いた。
次は、待ち合わせ場所と集合時間の“阿吽の呼吸”が合う人でありますようにと願いを込めながら。
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デートの答えあわせ【Q】:完璧なはずなのに。女性が気づかぬデート中のミスとは?
<これまでのデートの答えあわせ【A】>
Vol.1:「明日、朝早いから帰ります」は真実か?女が2軒目で帰る理由に気づかぬ男
Vol.2: 2人きりで食事に行くことの意味。女性がデートの誘いに乗った本当の理由とは?
