セルティックで2勝しか出来ず32日で解任されたが…… 大混乱招いたナンシーは失敗じゃなかったと前向き「個人的には良い経験」
最終的には今季もスコットランドリーグを制したセルティックだが、優勝への道のりはドタバタの連続だった。原因の1つがフロントの指揮官探しだ。
当初はブレンダン・ロジャーズ体制でスタートしたが、成績不振からロジャーズは昨年10月と早い段階で辞任。ひとまずマーティン・オニールが暫定的に指揮を執り、12月よりウィルフリード・ナンシーを新指揮官に招聘した。
これが大失敗で、ナンシーは8試合を指揮して2勝しか挙げられなかった。2勝6敗となったところで、セルティック陣営は僅か32日でのナンシー解任を決断。またオニールに戻ってきてもらうことになった。
ただ、ナンシー自身はセルティックでの経験を失敗とは捉えていないようだ。現在はフリーの立場にあるが、ナンシーは良い経験が出来たとポジティブなコメントを残している。
「今は次のプロジェクトを待っているところだ。セルティックでは特定の役割を求められていたが、サッカーの世界は時に非合理なものであり、長くは続かなかった。クラブを近代化し、何か新しい要素を取り入れたいと思っていた。でも、あそこでは深く根付いた文化と直面することになった。ただ、個人的には良い経験になったよ。そうした文化について多くの学びを得たからね。だから私にとっては失敗ではないんだ。素晴らしい経験だったし、もっと時間があれば良かったと思う。そうすればもっと良いことが出来たと思う」(『AFTER FOOT』より)。
セルティックとしては大失敗であり、早い段階でオニールへ戻した判断だけは正解だったと言えそうだ。ナンシー体制で混乱が加速したことは確かで、セルティックサポーターとしては複雑なコメントかもしれない。
