リーグ戦10本塁打を放った中大・伊藤櫂

写真拡大

 「東都大学野球、東洋大5−6中大」(19日、神宮球場)

 今秋ドラフト候補の中大・伊藤櫂人内野手(4年・大阪桐蔭)がリーグ戦通算10本目となる今季3号を放った。

 「体勢は崩されたけど、うまく拾えて今日も風が強かったのかな。うまく飛んでくれた」

 5−0の四回2死。4球目をうまく拾った。高々と舞い上がった打球は左翼スタンドの中段付近に落ち、伊藤櫂は白い歯を見せてダイヤモンドを走った。

 開幕から状態が上がらず、現状を改善するために「自分が一番気持ち良くスイングできるところを探した」。ティー打撃からフリー打撃を懸命に打ち込み、打つポイントと軌道を探った。そこで見つけたのが「極端に(打点を)前にする」ということ。以前の打撃フォームに戻したことで徐々に状態が上がった。

 これでリーグ戦通算10号となったが、「そこまで自分がホームランバッターっていう意識はしていなくて、うまく当たっていい角度で飛んだだけ」と話した。続けて「調子に乗ったりしないように、これからバッティング練習とかをして、明日が本当に大事な試合なので。今日の夜とかに素振りをして明日にまた臨みたい」と一喜一憂せずに次戦に臨むことを意気込んだ。