これだけは知ってほしい！乳がんリスクを上げてしまう原因３つ【管理栄養士が解説】

乳がんリスク、実は「日常の選択」がカギかもしれません
～管理栄養士まるおが教える、知っておきたい3つの要因～

「乳がんは遺伝だけの問題じゃないんです」
そんな切り口で、管理栄養士まるおがYouTubeで語ったのは、
食生活や生活習慣が乳がんリスクに与える影響について。

動画のテーマは、
**「これだけは知ってほしい　乳がんリスクを上げる3つの原因」**です。

◆乳がんと“赤肉”：リスクを1.83倍に上げる可能性も
まるおがまず紹介したのは、「赤肉（牛・豚など）」の摂取について。

「特に外国産の赤肉には注意が必要。
肥育ホルモンや添加物の使用が、体内のホルモンバランスに影響を与える可能性があります」

赤肉の多量摂取で乳がんリスクが1.83倍になるという研究データ

脂質・加工肉との組み合わせによるリスク上昇

とはいえ、「赤肉＝悪」と断定するのではなく、

「週に数回程度、質の良い国産肉を“おかずの一部”として取り入れる。
そんなバランス感覚が大事です」

◆乳製品の摂りすぎにも注意を
まるおは牛乳やヨーグルトについても触れ、

「“骨のために牛乳を”という考えは間違いではないけれど、
摂りすぎると逆に乳がんリスクが上がるという報告もあるんです」

特に“毎日コップ2杯以上”を常飲している人はリスク上昇傾向

牛乳に含まれるホルモン様物質が影響している可能性も

「あくまで“嗜好品”として楽しむ程度がちょうどいいと思います」

◆「動かない生活」が一番のリスクになる？
3つ目は、意外と見落としがちな「座りすぎ」のリスク。

「1日7時間以上座っている人は、乳がんリスクが36％も高くなるというデータがあります」

まるおはこの点を特に強調し、

「運動していても、“日中ずっと座りっぱなし”ではリスクは減りません」

対策としては…

30分に1回は立ち上がる

軽く歩いたり、ストレッチを取り入れる

デスクワーク中に“立ってできる作業”を取り入れる

「日々の“ちょっとした動き”が、将来の健康につながります」

◆まとめ：「偏りを避ける」ことが最良の予防策
動画の最後で、まるおはこう語ります：

「乳牛や牛乳が“悪いもの”と言いたいわけではありません。
あくまで、“データを冷静に見て、生活習慣に活かしてほしい”んです」

そして、

「健康を守るために大切なのは、“何かを完全に排除すること”ではなく、
“バランスよく、自分に合った選び方をすること”です」

「知らなかった」では済まされない、でも「怖がりすぎ」る必要もない。
少しずつ、自分の選択を変えていくことが、未来の自分を守る力になる。

それが、まるおが伝えたかったメッセージです。