【節約】ガソリン高騰! 車の燃費を向上させる運転と、メンテナンス法まとめ
ついに上がってしまった消費税。中でもガソリンは、もともとガソリン税に消費税がかかる(燃料単価+ガソリン税)×消費税率という税金に税金がかかるという訳のわからない計算体系だったところに、今度は地球温暖化対策税が加算され、ちまたのスタンドではガソリンが高騰しています。
元のガソリン価格が上がってしまったのは仕方が無いとして、何とか燃費を向上させる方法を考えてみましょう。
よく言われるのが、タイヤの空気圧を適切に保つと言うことですが、簡単そうに見えて意外に忘れがちなモノです。
タイヤの空気圧は自然に空気が抜けてしまうので、だんだん低くなります。そうすると自転車に乗る人ならよくわかると思いますが、タイヤがふにゃふにゃな分、転がり抵抗=走行抵抗が徐々に増し、こぐのに体力を使います。車も全く同じで転がり抵抗が増した結果、エンジン負担が大きくなる分、燃費が悪化します。
またその状態が続いた場合、タイヤの偏摩耗(寿命の低下)・バースト(破裂)などの事故の可能性が高い危険な状態になってしまいます。
タイヤの空気圧を適正に保つことは、転がり抵抗が少なくなり、燃費の向上に直結するのがおわかりになりますでしょうか。よく宣伝されている低燃費タイヤでも転がり抵抗を極限まで減らして設計されています。しかし空気圧が低下した状態では低燃費タイヤもその実力を発揮できません。
ここで、一般社団法人日本自動車タイヤ協会が実施した、20代〜50代の自家用車を所有するドライバー男女400名を対象に「自家用車のタイヤの空気圧点検に関する意識調査」を調べてみました。
なんと74.3%のドライバーが、消費税増税に合わせて、「特に車への出費は変化させない」と回答しており、増税後に車を使う金額も58.8%が変わらないと答えており、消費税増税に対するあきらめとも見える姿勢になってしまっています。
一方で何らかの増税対策を検討し行っている人(増税対策派)は、日頃から燃費を意識した運転を行っていることが多く、タイヤの空気圧点検への意識は73.8%と極めて高い数値を示しました。「空気圧の適正化で燃費を節約できるなら定期的に行いたい」との声もあり、増税対策派は節約意識も点検意識も高いドライバーが多いとの結果になりました。
しかし、このような数値が出たにもかかわらず、実際にメンテナンスを普段から行っている人の割合は、42.5%と過半数を割ってしまい、自身の所有する車の適正空気圧を知っている人は41.3%と半数以上が知らないという結果になってしまいました。
また実際月に1回以上の適切な頻度でタイヤの空気圧点検を行っている人は24.1%とかなり低い数値に落ちてしまいました。まさに、わかってはいるけど…実際はやっていないとの意識の低さがにじみ出た調査結果となってしまいました。
ここで適正値に点検を仮に全員が行えば、増税分の燃料費の上昇分の出費くらいは、燃費向上と引き替えに確保できることになります。空気圧はあまり高くしてはバーストの危険が高まりますが、1割増し程度であれば、タイヤ本体も十分耐えるので、更に転がり抵抗が減少します。走行感覚が変わるので一概にオススメはできませんが、一度試してみるのも一つの手法でしょう。
他に燃費向上の方法としてあげられるのが、急発進・急加速・急ブレーキなど、急の突いた行動をしないことが上げられます。前方の信号が赤なのに加速したり、加速してはすぐにブレーキを掛けるなどの行動は燃費に直結します。
しかし勘違いしてほしくないのが、低速度でだらだら後続車に「遅い!」とイライラさせて走る方法。過度の低速度は燃費が最も良いスピードゾーンを外れているため、かえって燃費が悪くなります。
最も良いのは適度に流れに乗って加速し、そのまま一番燃費の良い50-60km/h程度で流れに乗って走行、前方の信号が赤信号に変わることを、先に赤に変わる歩行者信号などで予知して、惰性走行(アクセル・ブレーキを踏まずに自然減速すること)で減速開始などのメリハリ運転が低燃費走行につながるのです。
ほかには、車の走行抵抗を減らす軽量化です。といっても部品を外すわけでは無く、ラゲッジスペースにいつも乗っているものを車から下ろすこと。車の設計ではグラム単位で軽量化対策が行われていますが、いつも使わないスポーツ用品等がラゲッジスペースに乗っていては本末転倒です。
燃料を満タンにしない方法も軽量化対策としては有効です。一般的に60Lタンクの場合、満タンにすると、人一人乗せていることと同じことになりますから、かなり重くなります。レースの様に緻密な計算はいりませんが、街乗り中心の方は、必要な分を補充していく方法で、すこしでも車が軽い状態を保つことは大切なことです。
このように燃費を向上させる方法は、他にもいろいろとあります。お金を掛けずに燃費向上させて、増税から家計を守ることは重要なことでしょう。なかでもタイヤの空気圧はお金がかからないだけでなく、安全運転の基礎になりますから、ぜひ一度チェックしてみましょう。意外に簡単で効果的なことに驚くかもしれません。

