先発、完投、同点ホームラン、トリプルプレー!西武の背番号24が大活躍だった件。
今週末は暑くもなく寒くもない気候だったので、僕は電車を乗り継ぎ乗り継ぎして、山登りをしてきました。向かったのは埼玉県の人気もない奥地にある秩父山。そうです登山電車ではるばる西武ドームくんだりまで行ってきたのです。目的はハイキング、および埼玉西武ライオンズの試合観戦です。
するとたまたまこの日は「ライオンズクラシック2012」なるイベントが開催されているではありませんか。昭和の大投手・稲尾和久さんの生誕75周年を記念し、埼玉西武ライオンズは背番号24を球団初の永久欠番と制定。この日の試合を「永久欠番メモリアルゲーム」としていたらしいのです。
試合後はグラウンドをファンに解放し、Chageさん(※チャージではなくチャゲ)の西鉄ライオンズを想う歌「NとLの野球帽」ミュージュックビデオ上映会や、稲尾和久さんについて野村克也さんが語るインタビュー映像上映も実施。イベント満載で見どころの多い一戦となったのでした。
そんな中、最大の仕掛けとなったのが「ライオンズ選手全員が背番号24をつけてプレーする」という試み。永久欠番を早速つけるという大胆さ。しかも全員でつけるという奇想天外。僕も慌てて公認野球規則を見返したのですが、公認野球規則1.11(a)に「同一チームの各プレーヤーは、同色、同形、同意匠のユニフォームを着用し、そのユニフォームには6インチ(15.2センチ)以上の大きさの背番号をつけなければならない」と記されているだけで、背番号が全員同一ではいけないなどとはどこにも記されていませんでした。
とんだザル法…ざわ…ざわざわ…抜け道が開いていた…!
背番号とは一体何のためのものだったのか。そんな大きな問題提起を、プロ野球ファン、関係者、公認野球規則に突きつけたライオンズクラシック2012。「顔面を大けがしたため包帯グルグル巻きでプレーします」「背番号で見分けてください」「まぁもっとも全員24番なんですけどね」などの論法で、ひたすら中島だけを打席に立たせる作戦。同じパターンで片岡の打席だけを飛ばす作戦。そうした替え玉的な手法も可能になるかもしれない。「全員24番」の試合を見て、僕はそんなことを想ったのでした。
ということで、全員同じ背番号だとダイジェストが非常にわかりづらくなることを、1日の西武VS日本ハム戦からチェックしていきましょう。
◆背番号24は先発完投、10安打、3打点、1本塁打、9三振!
この日西武の先発を任されたのは背番号24。稲尾和久さんの写真を見ながら、背番号24が今季初先発を任されたのは「ちょっと似ているからなのだろうか…」と思いつつ、ライオンズクラシック2012は始まります。
●1回表
先発の背番号24は無難な立ち上がり。先頭打者を三振で切って取ると、つづく打者も背番号24へのフライでアッサリ。3人目の打者こそ背番号24への浅いフライでヒヤッとしますが、背番号24が地面スレスレですくいあげるファインプレー。背番号24は久々の一軍マウンドで雄叫びを上げます。
●2回表
日ハムの中田・小谷野に連続ヒットを許した背番号24。しかし、ここでバックが背番号24を助けます。無死一・二塁の状況からサードに打球が飛ぶと、背番号24は捕球してそのまま三塁を踏み、背番号24へ送球!背番号24は捕球後すばやく背番号24へ送球!背番号24がガッチリつかんで、トリプルプレー完成です!
↓24→24→24のトリプルプレー完成だ!
ベンチに引き上げた背番号24は、背番号24、背番号24、背番号24と次々にハイタッチ!
背番号24も背番号24とハイタッチし、背番号24も拍手で選手を讃えた!
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●3回表
しかし、迎えた3回。先発・背番号24は二死を奪ったあと、四球と内野安打で二死一・二塁のピンチ。ここで日ハム・杉谷はレフトスタンドに叩き込むスリーランホームラン。背番号24はフェンス越しにボールを見送り、背番号24はマウンドで天を見上げます。
●6回裏
好投する背番号24を援護したい西武打線。チャンスらしいチャンスもないまま迎えた6回、二死から背番号24と背番号24の連続ヒットで一打同点のチャンス。しかし、背番号24はショートゴロに倒れ、またも無得点。
●7回裏
7回表を背番号24が三者凡退で切り抜け、攻撃へいいリズムを作ります。先頭の巨大扇風機・背番号24が三振ののち、四球と安打で一・二塁のチャンス。日ハムの先発ウルフをマウンドから引きずり下ろします。ここで西武は背番号24に代えて、代打・背番号24!代打策は見事に的中し、背番号24はレフトへの来日初安打!この安打で二塁から背番号24が生還し、西武が1点を返します。さらに二・三塁と同点のチャンスを迎えますが、片岡はあえなく三振。
●8回表
背番号24は8回のマウンド。ヒットこそ許すもこの回も無失点で終え、この日は8回3失点でお役御免。二死からのスリーランというもったいない3失点はありましたが、内容的には悪くなく、先発の一角としてメドが立った感触。コンスタントに140キロ台後半をマークし、最速150キロを記録した直球は、今後の活躍を予感させるものでした。
●8回裏
そんな背番号24に何とか勝ちをつけてやりたいライオンズ打線。先頭の背番号24がエラーで出塁すると、一死から4番・背番号24が起死回生の同点弾!悠然と打球を見送る背番号24、ベンチで立ち上がる背番号24、大きな声を上げる背番号24、背番号24や背番号24、背番号24が次々に雄叫びを上げ、西武ドームも俄然盛り上がります!
↓背番号24を出迎えた背番号24の陽気なハイタッチがウケルwww
ホームランを放った背番号24を、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24、背番号24が次々に祝福!
最後は背番号24とアメリカンな高笑いだ!
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●9回表
背番号24に代わって背番号24を送り出したライオンズ。ここは継投がズバリと決まって日ハム打線は三者凡退。さぁ逆転サヨナラのお膳立ては整いました!
●9回裏
先頭の背番号24はセーフティバントで出塁。俄然、逆転サヨナラへの期待感が高まります。ベンチの背番号24は送りバントのサイン。しかし、日ハムの武田久もさすがの老獪さで、執拗に一塁上の背番号24を牽制。何度も何度も牽制することで集中力を削がれたか、西武・片岡は送りバントを2度失敗。ヒッティングに切り替えるも、西武・片岡は痛恨のダブルプレーに倒れ、せっかくのチャンスを西武・片岡が潰します。このあと背番号24に安打が飛び出し、背番号24が四球を選んだことを想うと、片岡の送りバント失敗が痛かった。結局ライオンズはサヨナラのチャンスを逃し、試合は延長戦に。
●10回表
試合時間的に、ここを無失点なら負けはなくなる西武。ここでベンチは背番号24に代えて背番号24!守護神・背番号24はビシッと3人で抑え、味方の1点を待ちます。
●10回裏
しかし、下位打線で迎えた最終回は背番号24のショートゴロ、背番号24のセカンドゴロ、背番号24のライトフライであっさり終了。いい流れ、いい展開の試合ではありましたが、西武はこの一戦を痛み分けで終えたのでした。
↓返す返すも片岡の5タコが痛かったドロー!
守備はよかったのだが…。
まぁ、負けなかったことで、稲尾さんへの申し訳は立ったということにしますか!
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9回は片岡に代えて、代打・背番号24という手もあったかもしれない!
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