栗田工業(6370)、17期連続となる「増配」を発表し、 配当利回り2.15%に! 配当額は17年で4倍に増えて、 2021年3月期は前期比2円増の「1株あたり64円」に!
栗田工業は、2021年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2020年5月18日の15時20分に発表した。これにより、栗田工業の配当利回り(予想)は2.15%にアップし、「連続増配期間」は"16期"から"17期"に更新される見通しとなった。
栗田工業が発表した2020年3月期の決算短信によると、2021年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「32円」、期末配当(3月)が「32円」、合計の年間配当額は「1株あたり64円」となっている。
栗田工業の2020年3月期の配当は「1株あたり62円」だったので、前期比で「2円」の増配となる。今回の増配発表によって、栗田工業の配当利回り(予想)は2.08%⇒2.15%にアップすることとなった。
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なお、栗田工業の2021年3月期の業績予想は、新型コロナウイルスについて「2020年9月末までに収束が見える状況となるも、その後も景気への影響が残る」という前提で「増収減益」の予想となっている。新型コロナウイルスによる影響が拡大・長期化するなどして、想定よりも業績が大きく下がった場合には、配当予想に影響が出る可能性も考慮しておいたほうがよさそうだ。
栗田工業の過去18期の配当の推移は?
| ■栗田工業(6370)の過去18期の配当の推移 | ||||
| 期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
| 2004/3 | 16円 | 2013/3 | 42円 | |
| 2005/3 | 18円 | 2014/3 | 44円 | |
| 2006/3 | 22円 | 2015/3 | 46円 | |
| 2007/3 | 28円 | 2016/3 | 48円 | |
| 2008/3 | 32円 | 2017/3 | 50円 | |
| 2009/3 | 34円 | 2018/3 | 52円 | |
| 2010/3 | 36円 | 2019/3 | 54円 | |
| 2011/3 | 38円 | 2020/3 | 62円 | |
| 2012/3 | 40円 | 2021/3 | 64円 (予想) | |
栗田工業は2005年3月期から連続増配を継続している。そのため、2021年3月期の配当予想「1株あたり64円」が予想通りに実施されれば、”17期連続増配”を達成することになる。なお、2020年3月期に達成した連続増配期間「16期」という記録は上場企業の中で19位にランクインする記録となっている。
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また、増配期間の長さだけでなく、栗田工業の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2004年3月期から2021年3月期までの17年間で、栗田工業の年間配当額は「1株あたり16円」から「1株あたり64円」まで、4倍に増加している。
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なお、栗田工業は配当政策において「安定配当の継続」を基本方針としており、「配当性向は30%〜50%を目安とし、毎年の業績変動に柔軟に対応するため直近5年間通算での配当性向により判断し、増配の継続に努める」としている。
栗田工業の配当利回り、配当+株主優待利回りは?
栗田工業の2020年5月18日時点の株価(終値)は2977円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※栗田工業の配当利回り】
株価:2977円
年間配当額:中間32円+期末32円=64円
配当利回り=64円÷2977円×100=2.15%
栗田工業の配当利回りは2.15%。2020年4月の東証1部の平均利回りは2.28%(配当実施企業のみ)なので、栗田工業の配当利回りは「平均的」と言える。
また、栗田工業は保有株式数と継続保有期間に応じて「水のクリタのうまい水」が貰える株主優待を実施している。
| ■栗田工業(6370)の株主優待の内容 | |||
| 基準日 | 保有株式数 | 継続保有期間 | 株主優待内容 |
| 3月末・9月末 | 100株以上 | 3年未満 | 水のクリタのうまい水: 1セット(1800円相当) |
| 1000株以上 | 3年未満 | 水のクリタのうまい水: 3セット(5400円相当) | |
| 3年以上 | 水のクリタのうまい水: 3セット(5400円相当) +1セット(1800円相当) | ||
| 5000株以上 | 3年未満 | 水のクリタのうまい水: 6セット(10800円相当) | |
| 3年以上 | 水のクリタのうまい水: 6セット(10800円相当) +2セット(3600円相当) | ||
栗田工業の2020年5月18日時点の株価(終値)は2977円、配当利回りは2.15%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(100株保有時・保有期間3年未満)】
投資金額:100株×2977円=29万7700円
優待品(水のクリタのうまい水):1800円相当
株主優待利回り=1800円÷29万7700円×100=0.60%
配当+株主優待利回り=2.15%+0.60%=2.75%
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(1000株保有時・保有期間3年未満)】
投資金額:1000株×2977円=297万7000円
優待品(水のクリタのうまい水):5400円相当
株主優待利回り=5400円÷297万7000円×100=0.18%
配当+株主優待利回り=2.15%+0.18%=2.33%
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(1000株保有時・保有期間3年以上)】
投資金額:1000株×2977円=297万7000円
優待品(水のクリタのうまい水):5400円相当+1800円相当=7200円相当
株主優待利回り=7200円÷297万7000円×100=0.24%
配当+株主優待利回り=2.15%+0.24%=2.39%
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(5000株保有時・保有期間3年未満)】
投資金額:5000株×2977円=1488万5000円
優待品(水のクリタのうまい水):1万800円相当
株主優待利回り=1万800円÷1488万5000円×100=0.07%
配当+株主優待利回り=2.15%+0.07%=2.22%
【※栗田工業の配当+株主優待利回り(5000株保有時・保有期間3年以上)】
投資金額:5000株×2977円=1488万5000円
優待品(水のクリタのうまい水):1万800円相当+3600円相当=1万4400円相当
株主優待利回り=1万4400円÷1488万5000円×100=0.09%
配当+株主優待利回り=2.15%+0.09%=2.24%
栗田工業の「配当+株主優待利回り」は、100株を3年未満保有した場合で2.75%。決して高利回りとは言えないが、栗田工業は2021年3月期で”17期連続増配”を達成する見込みなので、今回の増配を機に長期保有を検討する価値は十分にありそうだ。
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栗田工業は、水処理薬品・水処理装置の製造販売を行う会社。アジアを中心に海外展開もしており、海外売上高比率は30%を超える。2021年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高1.2%増、営業利益18.1%減、親会社の所有者に帰属する当期利益12.5%減と軟調(すべて前期比)。
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| ■栗田工業 | |||
| 業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
| 機械 | 6370 | 東証1部 | 64円 |
| 株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
| 2977円 | 100株 | 29万7700円 | 2.15% |
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