阪神に勝利し、山口(右)とタッチを交わすサブロー監督(撮影・西岡正)

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 「ロッテ4−2阪神」(31日、ZOZOマリンスタアム)

 ロッテが接戦を制してこのカード1勝2敗、交流戦成績を4勝2敗とした。同点の八回、阪神3番手・モレッタから内野安打と四球で1死一、二塁の好機を作り、4番・山口が右中間へ決勝2点二塁打を放った。八回を三者凡退に抑えた鈴木が4勝目。九回2死満塁とされながらしのいだ横山はリーグ最多の19S、球団最多の月間11S目を挙げた。

 試合を決める一打を放ち、山口はガッツポーズを披露した。「ようやく抜けたな、と。チャンスで全部正面ばかり。広島戦から。ようやく抜けてくれたと思いながら走りました」。六回には無死一、二塁で痛烈な左直。交流戦に入って不運続きだった男は素直に喜んだ。

 先頭打者だった二回には阪神・才木の直球を捉えて中越え三塁打。佐藤の犠飛で先制のホームを踏んだ。「思い切って。いいピッチャーなんで、真っすぐ思い切っていこうっていうっていう思いがいい結果になりました」と振り返った。

 サブロー監督は「さすが、4番というか、今年は彼もかなり気合い入ってて、これまでの分もここで全て吐き出しているような感じもするんで、僕はもう非常に嬉しい」と目を細める。24日の楽天戦から4番で起用し続ける。「チーム全体で真っすぐを弾こうっていうのをテーマにやってて、その時、山口はファームにいたんですけど、ファームでも同じことをやってくれてた」。直球に打ち負けない打撃を高く評価する。

 山口は22、23年は2ケタ本塁打を放ったが、ここ2年は1ケタに終わっていた。「ここ数年、苦しい思いもしてますし、ここで安心できる立場でもないので。毎日が勝負ですし、今日打たないと明日がないっていう風に思って球場に来てるので、その強い気持ちだけは忘れず、これからも持って頑張りたい」。今年こそ、期待に応える。