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買い物に掃除、そして洗濯まで。中国でいま人型ロボットの開発が熱を帯びています。国も後押しするなか、開発の現場は「2〜3年以内に家庭で使えるようにしたい」と意気込んでいます。

■人型ロボット「いろいろ歌えますよ」

いま、中国で増えつつあるというのが…

人型ロボット「ご主人様、何をしましょう?」

客「こんにちは。歌えますか?」

人型ロボット「はい、いろいろ歌えますよ」

人型ロボットの操作を体験できるお店です。その精巧さに、子どもはちょっぴり怖い様子。多いときには1日60組もの客が来るといいます。日本テレビも20分でおよそ4000円のコースを体験。タブレット型のリモコンで操作すると、歩き回らせるだけではなく、こんなことも…

■中国の人型ロボット市場規模は急成長 2年間で約10倍に

いま中国が“新しい産業の柱”として国を挙げて開発を推し進めている人型ロボット。今月は展示会も開かれました。人型ロボットが披露したさまざまな動き。人間の動作を事前にAIに学習させ再現しています。

こちらの企業は特殊なグローブを開発。それを使えば、ロボットに小さなネジをつかむ動作を学習させることも。

企業の担当者「将来は人型ロボットで精密な操作を行うことができるようになり、人の代わりに危険な作業を行うことで、人的な被害を減らすことができます」

中国の人型ロボットの市場規模は、去年までの2年間でおよそ10倍にまで急成長しています。

日本テレビが訪れたのは、人型ロボットの世界シェアナンバーワンだという「ユニツリー」。特別に、最新の人型ロボットの撮影が許されました。

力の強さがこれまでの3倍になるなど、ハード面では大きく進歩したといいます。しかし、この企業が目指しているのは、格闘やダンスが上手なだけの人型ロボットではありません。

それが、飲み物を買って冷蔵庫にしまうロボット、服を集めて洗濯機に入れるロボット。これらはまだ開発段階ですが、こうした家庭や工場などで使える人型ロボットの実用化を目指しているのです。

そのために必要だというのが…

「ユニツリー」担当者「人型ロボが家庭やサービス業などにいつ参入できるのかは、ロボットのソフト開発にかかっています」

ダンスなどの決められた動きではなく、自ら判断して行動する人型ロボットを作るためには、企業や研究機関などによる“ソフト開発”が不可欠だといいます。

■人の動きをリアルタイムで再現

こちらも“ソフト開発”を手がける企業の一つ。カメラで人の動きを読み込み、人型ロボットにリアルタイムで再現させる技術を独自に開発しました。

いずれは、さまざまな動きをAIで学習させ、家事などができるようにした上で一般家庭に販売することを目指しています。

記者「しゃがんで床をふいたり、立ってドアを開けたり、何でもできそうですね」

いろいろな使い方ができそうな人型ロボット。気になる、実用化のめどは…

ソフト開発会社「工場や家庭に入るには少し時間がかかります。高度な安全性や業務の達成率が求められるからです。失敗は許されません。それでも、この2〜3年で家庭で使えるようにしたい」

新たなビジネスチャンスを狙い、企業や研究機関によるソフト開発競争が激しさを増しています。